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Machicoが語る、『このすば』と共に歩んだ歌手としての成長「今までにない扉を開かせてもらった」

リアルサウンド

19/8/30(金) 16:00

 Machicoが、本日8月30日に公開される映画『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の主題歌『1ミリ Symphony』をリリースした。

Machico / 1ミリ Symphony(「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」テーマソング)

 Machicoが『このすば』のタイアップ曲を担当するのは、今作で6度目。最新曲「1ミリ Symphony」は、Superflyの元メンバーである多保孝一がサウンドプロデュースおよび作編曲を担当(作編曲はUTAと共同)し、作詞はチャットモンチーの元メンバーである高橋久美子が務めている。『このすば』らしいフレーズも歌詞に盛り込まれながらも、Machicoにとっての新しい扉を開く楽曲となった。

 初めてアニメ化された2016年から現在まで、歌手として『このすば』とは切っても切れない関係を築いてきたMachico。彼女が『このすば』に寄せる思いをはじめ、作品に登場するカズマ一行のようだというホリプロ同期声優との意外な関係性、そして歌手としての現在と未来について聞いた。(編集部)

“騙してくる”のが『このすば』の魅力

ーー今日は真夏日の中、外での撮影でしたが、いかがでしたか?

Machico:太陽が眩しかったです! 私、普段はあまりおでこを出さないんですけど、今日はちょっと女性の一面を出そうと思いまして(笑)。いつもとは違うところ見せたかったんです。「この子、声優なんだ!」というとっかかりにもなればいいなと思って。

ーー前回、リアルサウンドに登場されたとき(記事:Machico&伊藤美来が語り合う、声優や歌手活動から生まれた“挑戦”と“難しさ”)に比べて、髪色もカラフルになられて。

Machico:そうなんです。去年の6月に『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオン』)の5thライブがあったのですが、そこで私が演じている伊吹翼ちゃんに(見た目を)寄せるために金髪に染めたのが最初で、そこからは自分の好きな髪色に染めるようになりまして。でも、私は元々ファッション雑誌の「KERA」とかが好きで、デビュー前は原宿系の恰好をしたり、髪も派手だったので、ようやくもとの自分に戻れた気持ちなんですよ。逆にデビュー当時の私は迷走っぷりが半端じゃなかったので……(笑)。

ーー迷走してたんですか?

Machico:(所属事務所が)ホリプロだし、声優なので、勝手に「花柄ワンピを着なくちゃ!」と思ったりして(笑)。あとは黒髪じゃないと怒られそうと思っていたので、誰に言われるでもなくその髪型にしていて。

ーー今はより自然体で活動を楽しんでらっしゃるんですね。

Machico:最近は自由にできることが増えて、自分の好みを髪色やファッションで体現できているので、楽しいです。

ーー今回のニューシングル曲「1ミリ Symphony」は、『映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』のテーマソングということで、『このすば』とのタイアップはこれで6曲目になります。

Machico:私にとって『このすば』は初めてアニメのタイアップを担当させていただいた作品だし、TVアニメの1期と2期のOPテーマ(「fantastic dreamer」と「TOMORROW」)に加えて、ゲームの楽曲も2作品とも歌わせていただいて(『この素晴らしい世界に祝福を! -この欲深いゲームに審判を!-』OPテーマ「Million Smile」と『この素晴らしい世界に祝福を!〜希望の迷宮と集いし冒険者たち〜』OPテーマ「STAND UP!」、同EDテーマ「またあした」)、ずっと歌で一緒に歩ませてもらっているので、もううれしすぎますよね。映画館で自分の歌が流れるというのは、TVで流れるのとはまた違う特別感があるし、音も5.1chになるので深みも変わるでしょうし。ただ、TVアニメの2曲が好評だった分、ここで失敗はできないという気持ちは、私自身にも制作陣にもめちゃくちゃありました。

ーー『このすば』と一緒に歩んでこられたMachicoさんから見た、この作品の魅力は?

Machico:私はギャグ性のある作品が好きなのでシンプルに好みですし、番組が始まる前の番宣用のPVでも、一見すごい冒険に出るように見せかけて騙してくるじゃないですか(笑)。でも、「この作品は騙してくるから信用ならない」っていうのを誉め言葉として素直に言えるのも『このすば』の魅力だと思うんです。あと、1回でいいからアフレコ現場を見てみたくて。

ーーというのは?

Machico:キャストの皆さんの仲が良くて、私がイベントでご一緒したときも、すぐに輪の中に入れてくださったんです。雨宮天ちゃんは『ミリオン』で一緒だし、りえりー(高橋李依)とも別の作品で一緒になったことがあるので、もともと知り合いが多いというのもあるんですけど、それを抜きにしても、自分たちだけでなく、周りを含めて楽しくしてくれるところが、皆さんが演じているキャラクターそのものだなと思って。そういう仲良しのキャストさん同士が織り成す自由でアドリブ全開のアフレコを、私も声優として見てみたいなと思うんですね。

ーー声優として参加もしてみたい?

Machico:めちゃめちゃ参加したいです! きっとハードルがすごく高いと思うんですけど、アドリブとかで皆さんに食らいついていきたいです。楽しみながら成長できそうな感じがします。

ーーたしかに現場が楽しんでいる雰囲気が、作品の面白さに直結している感じがします。

Machico:本当にそうですよ。だってヒロインがあんなアニメありますか?(笑)。アクアの駄女神(だめがみ)な感じとか、扱われ方とか。しかもそのアクアのダメっぷりを雨宮天ちゃんが演じていることにビックリしたんですよね。こんなにはちゃめちゃに泣きわめいて笑う演技がずば抜けてたんだと思って、「えっ! 天氏、そんな?」って(笑)。私的には天氏ってクール系のキャラクターを演じるイメージが強かったので、そういう意味でも『ミリオン』での同士の実力を目の当たりにして、刺激をもらいました。しかもアクアのキャラクターで無邪気なところが見えたぶん、天氏のそういう一面が見えて、かわいさがより増しました。

ホリプロの同期声優はライバルであり、家族のような存在

ーーちなみに『このすば』でお気に入りのキャラクターは?

Machico:ダクネスです。私はもともとクール系のかっこいいキャラクターに惹かれるところがあるので、初めてダクネスを見たときはかっこいいなあと思って……それは騙されてたんですけど(笑)。とにかくそんなことを忘れるぐらいのドMっぷりに私は心を奪われてしまったんです。あんなにエロい気持ちにさせずにドMをバンバン出してくるキャラクターって何なんだ? と思って(笑)。あのパーティーの3人の女の子(アクア、めぐみん、ダクネス)の中で一番まともそうに見えて、一番救いがなくてぶっ飛んだヤバいやつということで、1期のときから応援してます。

ーーこれまで歌ってきた『このすば』の楽曲で思い入れの強い楽曲を選ぶとしたら?

Machico:やっぱり「fantastic dreamer」ですね。この曲のおかげでたくさんの方が私のアーティスト活動を認知してくださりましたし、いろんな景色を見せてもらっているので。ソロでアニサマ(『Animelo Summer Live』)や『ANIMAX MUSIX』といった大きなイベントに出演できたのは『このすば』のおかげと言っても過言ではないですし、実際にそこで「fantastic dreamer」を歌わせてもいただいて。アニメ映像を背負いながら歌うことも、個人のライブではなかなかできないことですし、あの大きなステージからの景色はすごく綺麗でした。

ーー今年2月にはオーケストライベント「『この素晴らしい世界に祝福を!』コンサート 〜この素晴らしい音楽に喝采を!〜」にも出演されて、オーケストラをバックに歌唱をされました。

Machico:めちゃめちゃ難しかったです! 私自身、生バンドで歌う機会が少ないし、すごく大所帯の皆さんとやらせていただいたので、初めてイヤモニでのバランスの取り方がわからなくなってしまって。本番もあんなに緊張したのは久しぶりでした。オーケストラの音がまるで生き物みたいで、自分でリズムを取れたと思ってもスルスル逃げていく感じで、まるでうなぎを捕まえるみたいなんです(笑)。オケだとズレても自分がそこに合わせればいいだけだけど、生演奏だとお互いが空気感を読んでリズムを合わせなくてはならないので、私がそれに慣れていないぶん、ズレることがたくさんあったんです。すごく楽しくて貴重な経験だったんですけど、自分の実力不足も同時に感じました。

ーーそれこそ同じホリプロ所属のMay’nさんはオーケストラコンサートも開催されているので、先輩にコツを聞くのもいいかもしれないですね。

Machico:そうですよね。今度聞いてみよ(笑)。May’nさんは私のことを本当に気にかけてくださって、定期的に「ご飯に行こうね!」と誘ってくださったり、誕生日にはプレゼントを渡してくださったりするんです。私にとってはデビュー前から知っている方が、同じ事務所の先輩にいらっしゃるのも不思議な感覚ですけど、そんな偉大な先輩が自分のことをかわいがってくれているのがすごくうれしくて。私もプライベートなことをバンバン相談しますし、そういう意味でも素敵なお姉さんなんです。

ーー身の周りにそういう先輩がいるのはありがたいですよね。

Machico:そうなんです! 私は本当に人に恵まれてると思っていて、この業界に入ってもそうですし、自分の人生を振り返ったときも素敵な人と出会うことが多いんです。歌手としてはMay’nさんの背中をずっと見させていただいてますし、トークの部分では鷲崎(健)さんや、声優の先輩である岩田光央さんにいろんなことを教わって。特に岩田さんとは以前にふたりでラジオ番組(『カフェ・ド・ボイス・ダイアリー』)をやらせていただいて、そのときに「Machicoちゃんはトークがいい子すぎる。僕は普段の自由にしゃべってるMachicoちゃんのお話のほうが好きだから、あまりリスナーさんがいることを考えずにしゃべったほうがいいよ」とアドバイスしてくださって、それからはいろんな番組にゲスト出演させていただくときも、あまりかしこまらずに自分らしさを出せるようになったんです。あとは同期の存在も大きくて。

ーーMachicoさんと同じく2011年の『第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン』を経てホリプロ所属になった、田所あずささん、大橋彩香さん、木戸衣吹さん、山崎エリイさんですね。

Machico:私は広島出身で、上京した当時は友達が全然いなかったんですけど、そんなときに同期の子たちは、ライバルでもあるけど、何でも話せる家族みたいな存在だったんです。ホリプロの同期の子と一緒の現場のときは心が休まったり、人見知りを発動せずに他の子としゃべる勇気をもらえたので、そういう意味では背中を押されていて。私は同期の中では最年長で、他の子に比べるとみんなに認知されるきっかけも遅かったので、その分、「早くみんなと肩を並べられるように頑張るぞ!」と思っていましたし、今でも負けたくないという気持ちはあります。でも、だからといって「今この子が出てる、キーッ!」みたいな感情は全然ないんです(笑)。それぞれが自分の色をしっかりと持って、各々の道を行っているから、私もみんなの活躍を素直に喜べるし、頑張ろうと思えます。

ーーいまふと思いましたけど、もしかしたら『このすば』のカズマたち一行みたいなところがあるかもしれないですね。

Machico:そうですね、やっぱりホリプロの同期の子はみんな、どこか様子がおかしいので……(笑)。でも、それがみんなの愛される理由なんだと思います。愛らしい個性を持っている子がいっぱいいるので、私もいつも癒されてます!

Machico「1ミリ Symphony」(「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」テーマソング)ダイジェスト試聴

ーーさて、「1ミリ Symphony」は多保孝一さんがサウンドプロデュースおよび作編曲を担当(作編曲はUTAと共同)、作詞は高橋久美子さんと多保孝一さんという、Machicoさんにとっては初顔合わせの方々との楽曲になります。今までと違う新しいチャレンジはありましたか?

Machico:今までとは音楽の雰囲気が違っていて、間奏に水滴が落ちるような不思議な音色が入っていたり、今まではまっすぐに歌うことが多かったけど、今回は節々に色をつけて耳に残るようなポイントを散りばめました。それと高橋さんが書いてくださった詞の丁寧さにびっくりして。「fantastic dreamer」や「TOMORROW」は『このすば』のハチャメチャな感じが見える歌詞でしたが、今回は賑やかさもあるけど、キャラクターたちが普段は見せない心の弱さも入っている気がします。「『このすば』をこんなに綺麗な言葉で語れるんだ!」と思ったのが素直な気持ちです(笑)。

ーーたしかに歌詞は〈それでも僕らは進むだろう 冷たい涙が頬を濡らしても〉という歌い出しから始まって、今までにない雰囲気でした。

Machico:「君たちホントに冒険せなあかんよ?」って言いたくなりますね(笑)。でも〈この素晴らしい世界を〉というワードとか、「fantastic dreamer」や「TOMORROW」っぽさも歌詞の中に散りばめられていて。

ーーちなみに多保さんや高橋さんのことはご存知でしたか?

Machico:はい! Superflyさんやチャットモンチーさんの曲は青春時代に聴いてましたし、高校の文化祭でチャットモンチーさんの「シャングリラ」を歌ったこともあるので、まさか自分がそんな方々に曲を書いてもらえるなんて思いもしなかったし、いつもとは別のプレッシャーがすごかったです。

ーーレコーディングはいかがでしたか?

Machico:まず、多保さんのプライベートスタジオでプリプロをしたんですけど、マイクの隣に多保さんがいらっしゃる環境で歌ったので緊張しました(笑)。でも、多保さんは私の歌声をすごくほめてくださって。特に私の声質がスタジオのガラスに反響しやすかったみたいで、「こんな声質は初めて聴いた」と言ってもらえたのが、自分としては歌声に個性があったんだと思って、すごくうれしい言葉でした。その後のレコーディング本番も、多保さんも高橋さんも同席してアドバイスしてくださる、すごく温かい現場で。高橋さんはタイトルの「1ミリ」という言葉に心の揺れ動きやもどかしさ、切なさを込めていて、歌の中ではBメロの部分にその気持ちを込めて書いたので、そこは心に問いかけるような歌い方をするようにおっしゃってくださって。

ーー「切なさ」という要素は、今までの『このすば』曲とは違ったアプローチですね。

Machico:「fantastic dreamer」と「TOMORROW」はカズマたちと同じ立ち位置で一緒に走っていく曲だとしたら、今回の「1ミリ Symphony」はカズマたちを一歩引いたところから見守る曲だと思うんです。そういう意味では今までの曲とは違うし、それが映画の曲ならではの新しさなのかなと思っていて。私的にも『このすば』っぽいけど、今までとは毛色の違う楽曲になったと思います。

みんなを導ける存在になりたい

ーーカップリングの「Do You Believe in Magic?」も、海外の音楽で言うとHAIMなどを彷彿させるシンセポップで、「1ミリ Symphony」と同じくモダンな楽曲になっています。

Machico:この曲は元々『このすば』の映画のテーマソングの候補曲だったんです。なので世界観的には『このすば』感がある1曲になっていて、「ひとりでは何もできないけど、仲間といればなんでもできるよね!」という気持ちが込められた曲なんです。なのでレコーディングでも自信に溢れた状態、先頭に立って胸を張って歩いてる感じを意識しながら歌いました。今回は多保さんのおかげでいろんな新しい音楽に触れさせていただけたんですけど、2曲ともリズムの取り方や表情の付け方といった技術面が難しくて、成長できる時間が多かったと思います。

ーー歌に関してとりわけ成長できたと思う部分は?

Machico:私、情けないんですけど、英語がめちゃめちゃ苦手なんです。で、多保さんのマネージャーの方が帰国子女の方で、ネイティブな発音を知っていらっしゃるから、今回、私のカタコトの発音の酷さが浮き彫りになって(笑)。今までならネイティブな発音じゃなくてもOKをもらえていたんですけど、今回はちゃんとネイティブに聞こえるように何度もディレクションしてもらったんです。とにかく心が折れた部分なんですけど(笑)、それも新しい一面だと思いますし、すごく頑張ったのでぜひ英語の部分を聴いてほしいです!

ーーカップリングにはもう1曲、表題曲を渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz
)さんがリアレンジした「1ミリ Symphony -Ma-chill ver.-」も収録されています。

Machico:「チル」という言葉は「落ち着く」とか「リラックス状態」という意味らしくて……数日前に覚えたんですけど(笑)、私自身もこの曲は自律神経を正される、ヨガとか岩盤浴に行ったときに聴きたくなる音楽だな、と。「Ma-chill ver.」はテンポが少し遅くなって、音数も少ない分、自分の歌の技術が浮き彫りになるアレンジです。初めて聴くタイプの音楽だったので、最初は歌い方にも戸惑いがあったからレコーディングに時間がかかってしまって。オリジナルよりも滑らかに聴こえるように、いつもは力で押し切るところも少し柔らかい感じにしたり、アプローチの変え方をを相談しながら歌いました。

ーー音楽的にもボーカリストとしても挑戦を盛り込んだ3曲になりましたね。

Machico:自分にとっては新しいジャンルばかりだったので、今までのMachicoからは想像がつかないぐらい新しいタイプの扉を開かせてもらったなと思っていて。今までのいろんな経験を詰め込んだ、勝負の一枚になりました。

ーーMachicoさんは前作のアルバム『SOL』(2017年)から約2年の間に、歌手や声優として様々な経験をされてきたわけですが、歌に対する意識や向き合い方に変化はありましたか?

Machico:実は『コレカラ』(2018年)をリリースした頃にスランプに陥って、自分が何を歌っても下手に聴こえて、どれだけみんなに「良かったよ」と言われても満足できない時期があったんです。それが何カ月も続いて、その間もステージに上がっている間は楽しいんですけど、それと同時に自分の満足できる歌を歌いきれてないことが、ファンの方に対してすごく申し訳なくて。その時期はよく父に電話をかけてました。

ーーそういうときの相談相手はお父さまなんですね。

Machico:私は父と感性が似ているので、お仕事の相談をすることが多いんです。父は昔漫画家志望だったんですけど、私が今なんで落ち込んでるのかを話すと、大体わかってくれて。そのときも「僕も時々死んだ絵しか描けない時期があって落ち込んだことがある。でも、それは気にすれば気にするほど悪い方にしかいかないから、今は最大限の自分ができることをやってやり過ごすしかない」と言われて。実際にそうしてたらいつの間にか克服できてたので、やっぱり私が悩んだときの解決策は父がいちばん知ってるんです。今はまた歌うのが楽しくなって、ライブも心の底から楽しめるようになったので、成長するには必要な期間だったのかという気持ちです。

ーー復調されて良かったです。12月14日には初の生バンドによるワンマンライブ『Machico Live 2019「Symphonic Session」』を控えていますが、こちらはどんな公演になりそうですか?

Machico:私の持ち歌にはバンド映えする曲がたくさんあるので、念願が叶うことが本当にうれしくて。定番曲もバンドで演奏したらまた違う色が出るはずだし、「Symphonic Session」というタイトルには「みんなで大演奏したい」という意味を込めているので、みんなで踊ったり、何かを一緒にできるパートも詰め込んで、参加型のライブにできたらと思っています。きっと『このずば』ぐらいでしかMachicoを知らないという方でも楽しめるライブになると思うので、まだ私の現場に来たことのない方もぜひ遊びに来てください!

ーーでは最後に、『このすば』のタイトルにかけて、Machicoさんには今この世界がどういう風に見えているか教えていただけますか?

Machico:え〜! う〜ん……私は根は陽なんですけど、ネガティブをいつも抱えてて、悩んでしまうことが多いんです。しかもそれを自分の中で解決しようと、ひとりで抱え込むことが多くて。夜になると嫌なことばかり考えてしまうので、夜があまり好きじゃないし、自分に対してのハードルを周りの人が思っている以上に高く設定してしまうから、落ち込むことが多くて……でも、私の周りには常に落ち込んでも助けてくれる人がいるから、みんなのおかげで楽しい世界になってると思いますね。ステージに立っているときも不安はあるけど、ファンの人が楽しそうに私の曲を聴いているのを見たら「みんなのために頑張ろう」と思えるし、友達に頼ってもらえた時は「この人のために頑張ろう」と思える。私の世界は、みんなのおかげで正しい道に行けてる感じがします(笑)。私もいつか、自分がみんなを導ける存在になれればと思います。

(取材・文=流星さとる/写真=林直幸)

■リリース情報
『1ミリ Symphony』
8月28日(水)発売
限定盤:¥1,800+税 
通常盤:¥1,300+税

「1ミリ Symphony」
『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』テーマソング

<CD収録内容>
01. 1ミリ Symphony
作詞:高橋久美子、多保孝一 作曲・編曲:多保孝一、UTA ホーンアレンジ:多保孝一
02. Do You Believe in Magic?
作詞:高橋久美子 作曲:多保孝一 編曲:多保孝一、D&H
03. 1ミリ Symphony –Ma-chill ver. –
作詞:高橋久美子、多保孝一 作曲:多保孝一、UTA 編曲:渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)
04. 1ミリ Symphony(off vocal ver.)
05. Do You Believe in Magic?(off vocal ver.)
06. 1ミリ Symphony –Ma-chill ver. –(off vocal ver.)

<DVD収録内容>
01 1ミリ Symphony MV
02 1ミリ Symphony MVメイキング映像

■イベント情報
『1ミリ Symphony』発売記念リリースイベント(※終了分は割愛)
2019年9月7(土)11:30~ TSUTAYA EBISUBASHI 6階イベントスペース
2019年9月7(土)14:30~ ゲーマーズなんば店
2019年9月7(土)17:30~  大阪日本橋店5Fイベントホール
2019年9月8(日)12:00~  <名古屋>第3太閤ビル
2019年9月8(日)15:00~  とらのあな名古屋店イベントスペース
※参加方法などの詳細は公式HPをご確認ください。

Machico公式サイト

■映画情報
『映画 この素晴らしい世界に祝福を!』
2019年8月30日公開

<STAFF>
原作:暁なつめ(株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)
原作イラスト:三嶋くろね
監督:金崎貴臣
脚本:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一
美術監督:三宅昌和
色彩設計:伊藤由紀子
撮影監督:廣瀬唯希
編集:木村佳史子(MADBOX)
音響監督:岩浪美和
音楽:甲田雅人
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:映画このすば製作委員会
アニメ公式HP
アニメ公式ツイッター
「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」本予告第2弾公開中
(C)2019 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/ 映画このすば製作委員会

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