ステージで輝くアーティストたちの舞台裏での“素”の姿を見せてもらう、ステージナタリーのファッションコラム「ケイコレ」。この連載では、本番に向けて稽古に励む俳優たちが、自身の稽古着姿を数日間にわたって披露する。

第69回は、2.5次元ミュージカルなどで活躍する高橋健介が登場。高橋は現在、恩田陸による同名小説の舞台版「六番目の小夜子」の稽古に参加している。小顔に長い手足が印象的な彼は、そのボディバランスで、「ファンからのいただきもの」だという稽古着を華麗に着こなしてみせた。自身は稽古着に大きなこだわりはなさそうで、コメントにもブランド名の登場は一切なし。そんな無頓着さも彼の魅力……いや、よく見るとシューズが毎回変わっている！ 改めて見れば高橋の稽古着は、彼の気質である“気配り”そのものだった。

Day1

ヒートテックをそもそもはいている日で動く日は、暑くなっちゃうのでヒートテック＋短パンで。

Day2

セットアップは組み合わせに間違いがないので、セットアップはよく着ちゃいますね。

Day3

髪をセットしてなくてボサボサのときはフードありだと被れるし、被っているとちょっと集中力が高まります。

稽古着におけるこだわりは？

私の稽古着すべてがファンからのいただきものなので、「今日、共演者とかで写真撮りそうだな」って日はできるだけ、まだ着て写真に写ってない新品を着るようにする。

あこがれの稽古アイテムは？

踊りがうまく見えそうな、ダンサーがよく着ていそうな服。

舞台「六番目の小夜子」で特に注目してほしいのはどんなところ？

大人気の小説が原作というのもありますが、舞台でホラー要素もたくさんあるので、皆様に良い意味で怖がっていただけたらなと思います。

プロフィール

1994年、東京都生まれ。2014年に舞台「ハマトラ」で初主演、特撮テレビドラマ「ウルトラマンX」で主演。主な出演作に、「ミュージカル『刀剣乱舞』」シリーズ、「舞台『令和千本桜～義経と弁慶』」「ワールドトリガー the Stage」など。「映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～」が2021年12月31日に公開された。「高橋健介 1st写真集『モライモノ』」が1月21日にKADOKAWAより発売される。東京と大阪で発売記念イベントを予定。YouTubeチャンネル「ぼくたちのあそびば」で動画を配信するほか、出演映画「君たちはまだ長いトンネルの中」が公開準備中。