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「ロン僕」監督がスパイク・ジョーンズ「her」からの影響明かす

ナタリー

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

「ロン 僕のポンコツ・ボット」の監督、ジャン・フィリップ・ヴァインとサラ・スミスのコメントが到着した。

イギリスのCGアニメーションスタジオであるロックスミス・アニメーションが制作し、ウォルト・ディズニー・ジャパンが配給する本作。最新式のロボット型デバイス・Bボットが普及した世界を舞台に、友達のいない少年バーニーと不良品のBボット・ロンの友情が描かれる。日本語吹替版では関智一がロン、小薬英斗がバーニーの声を担当した。

ヴァインは「今日の世界は、テクノロジーが完全に飽和状態で、私たちの生活の必需品となっている。そして、人々はテクノロジーを通じて、自分と似たような人や関心事により多くの時間を使っている」とコメント。「ロンとバーニーはコンビとしては似つかわしくなく、まったく違うタイプの相棒だけれども、強い絆を築き、それぞれの気持ちが驚くほど満たされるようになる。この映画は友情、特にやっかいな友情をたたえるものなんだ!」と映画のテーマを語った。

スミスは、スパイク・ジョーンズの監督作「her/世界でひとつの彼女」からの影響を伝える。「この映画を子供向けに作る必要があると思ったの。子供たちはネットの世界にどっぷり浸かっていて、フィルターをかけることがない」と述べ、「私の娘はその頃、コマーシャルを観て『お母さん、フレッシュブリーズの柔軟剤を買わないとダメ。洗濯物がいい匂いになるだけでなく、フワフワになるんだから』と言っていた。コマーシャルで言っていたことをそのまま繰り返しているだけだったの。娘の頭の中には、何かを売りつけられているとか、自分を操ろうとしている、もしくはそれが宣伝文句通りではない可能性があるという思いは一切ない」と着想を得た体験を明かした。

「ロン 僕のポンコツ・ボット」は全国で公開中。

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