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古川雄輝・黒羽麻璃央が語る恋愛テクニック「自分から連絡先を聞いた人とうまくいくんじゃないかな」

ぴあ

20/1/31(金) 0:00

古川雄輝、黒羽麻璃央

東京カレンダーWEBの人気No.1連載『LINEの答えあわせ』が実写化、2月1日(土)より読売テレビにて放送される。人気原作を元に東京のある一日料理教室で出会った男女7人を中心に繰り広げられる恋愛模様を、LINEのやりとりと絡めて男性側・女性側それぞれの目線から描き、視聴者が恋愛を成功に導くヒントを得ることができる。新しい「恋愛実践トレーニングドラマ」というジャンルの本作へ主演する古川雄輝とメインキャストの黒羽麻璃央に見どころを訊いた。

『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』



「おいしい」って言ってほしい! 食事中にわかる失敗エピソード

恋愛ドラマを観る醍醐味は現実の自分の恋愛と照らし合わせて楽しめるところだ。さまざまな年齢、職業の男女が登場する本作は特にその要素が強い。

「年代も職業も別々の男女7人の恋愛が描かれているので、どの世代のどんな方が観ても共感できる部分があると思います。今の時代だからこそのLINEというコミュニケーションツールを使った実際に男女間にあり得るやりとりがコミカルに描かれているので、自分に当てはまるエピソードがあったり、こういうことを異性は思っているんだなと勉強になったりする作品です。自分が出ているパートと、出ていない他の人のパートがあるので、撮影を見ていない回の話も完成版を観て“ああこういうことってあるな”って共感しました」(古川)

古川が特に共感したエピソードが、男性が選んだお店でふたりで食事をしているとき、「おいしい」と言ってほしい男心。ドラマの中では女性が別の話に夢中で、ふたりはすれ違ってしまう。

「男性がお店を選んでふたりで食べに行っているので、やっぱり『おいしい」って言ってほしいなって思います。わざわざ言う必要はないんですけど、食の話を共有できる女性っていいなと思うので」(古川)

一方、黒羽が共感したのはは自身の役、藤城がしてしまう失敗エピソード。

「藤城はごはんを食べに行くときに、自分がおいしいと思っているお店に気合をいれて女性を連れていくんですけど、料理を頼みすぎてしまうんです。それはわかるなって思って。自分が好きな食べ物をひとつでも多く食べてほしいんですよね。少しでも多くのことを共有したいし、共感してもらいたいから、優しいからこその凡ミスをしてしまう藤城には共感したし、わかってくれる人はいるんじゃないかな。テーブルに料理をいっぱい並べたい!みたいな。僕自身も仲のいい後輩や友人とごはんに行ったときもそういうふうに思うので」(黒羽)

古川雄輝
黒羽麻璃央

古川はIT起業家、黒羽はエリート商社マンという設定。役柄を演じるときに意識したことを訊いた。

「英語を使うシーンがあったので、一番がんばりました(笑)。なかなか英語を使う役はいままでやったことがなかったので、説得力があるようにがんばって練習しました。高校生ぶりに勉強しましたね。学生のときは、英語は好きでしたけど実力がともなっていなかったんです(笑)」(黒羽)

「僕の役はハイクラスな生活が好きで、港区が好きでナルシストで自信満々なキャラクター。アイコンを自分の写真にしていたり、女性の前ではギラギラにかっこつけたりしているので、そのキャラクターを意識して演じました。社長なんですけど、会社でもコミカルなシーンが多かったのでかっちりとしたIT社長、というわけではなく、女性といるときだけ自信満々、という役柄だったと思います。港区に行ったら本当にそういう男性いるのかな(笑)」(古川)

古川はそういう同性は「自慢をあまりしないならカッコいいと思います」と語る。

「港区男子は自慢しがちなイメージです。自慢さえしなければ、仕事で成功しているということはすごく尊敬できるので、それを女の子がいる前で自慢してしまうのはちょっとダサいのかなって思っちゃいます(笑)」(古川)

ボディタッチはあざとくてもドキッとしてしまう

古川雄輝、黒羽麻璃央

本作で描かれる恋愛の成功と失敗。ふたりの実際の恋愛がうまくいく秘訣は?

「秘訣……それを知っていたら僕、今頃結婚できてますよね(笑)。ドラマを撮っていて思ったのは、勇気を振り絞って連絡先を自分から聞いた人とは、意外とうまくいくのかなって。気になった人には自分からいったほうがいいなと思いました」(黒羽)

逆に女性からされてドキッとするのは「ボディタッチ」だとふたりは口をそろえる。

「あれ?って思っちゃいます。そういうのをやると「あざとい」って、同性からは反感を買うのかもしれませんけど。でもされて嫌な男はいないんじゃないかな。『この子、自分に気があるのかな』って思うから。恋愛のスペシャリストではないのでわからないですけど(照)」(黒羽)

「ただ、(してくる)相手によると思います。あとは思いやりがしっかりあればうまくいくのかなって。ただ。大人数の場でそれができちゃう女性には、僕はキュンとはしないです。自分の見せ方が上手なんだなと深読みしてしまいます(笑)」(古川)

男性の本音を口にするふたり。もうひとつ、微妙なのが「サラダの取り分け」だと黒羽。

「サラダの取り分けができる女性は、そういう場に慣れてるのかなって思います。いっぱい経験してきてるのかなって。『今、わたし、頑張ってます!』みたいな(笑)」(黒羽)

古川雄輝
黒羽麻璃央

古川にはドラマの中で出てくるNGエピソードで、自分にはあてはまらなかったものがある。

「ドラマ内で『俺通信』が送られてくるというエピソードがあるんですけど、今日自分は何したよ、これ食べたよ、っていう毎日の報告。僕は仮に女性からそれをされても、嫌ではないですね。元気なLINEをくれるいい子だなって思うんです。でもそれが否定的に描かれていて、そこには個人差があるんだなと思いました。『俺通信』という言葉も知らなかったので、そういうのを嫌がる人もいるんだなって」(古川)

さまざまなLINEにまつわる失敗エピソードが描かれる作品だが、ふたりがLINEを送るときに気を付けていることは?

「スタッフさんにはスタンプを送らないようにしています。友達とかなら送るけど、仕事関係の方にスタンプを送るってどうなのかなって。極力びっくりマークも避けますね。礼儀として仕事関係の方には送らないかな」(古川)

「自分がされてすごい嫌なことがひとつあって、文章のくぎりで、何個も何個も連続してメッセージを送ること。これはしないようにしています。例えば『うどん食べたよ』→うどんの写真→『すごくおいしかった』→『おすすめだから今度行こう』これ、4つも送らずにひとつにまとめればいいんじゃんって思っちゃう。携帯がブーブー何度も鳴って、開いてみたら、これ、キュッとまとめたら別に一回ですんだんじゃないかって思う、あれが苦手というか嫌なんです。送るほうはブーって鳴らないからいいけど(笑)」(黒羽)

古川は「人それぞれ、いい、悪いと思うポイントは違うけど、中高生とか今の若い人のほうがLINEの駆け引きは上手なんでしょうね」と恋愛ツールとしてのLINEについて語った。これから恋愛がしたい人にも今恋愛中の人にも参考になりそうな本作。最後にストーリーの魅力を話してもらった。

「いろいろな恋愛が描かれているラブコメディなので、恋愛テクニックを楽しく学んでいただけたらいいなと思います」(古川)

「7人それぞれの個性豊かな登場人物が出てくるので、心あたりがあるような内容が誰かしらにあると思うのでぜひとも学んでいただいて、実際にいい恋愛をしてもらえたらなと思います」(黒羽)

古川雄輝・黒羽麻璃央

『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』は2月1日(土)より、読売テレビにて放送、TSUTAYAプレミアムにて配信開始。その他の地域での放送日時については公式HPへ。

【関連リンク】『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』公式HP

撮影/高橋那月、取材・文/藤坂美樹

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