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清水 裕貴 Birthday beach

19/10/25(金)

2018年に新潮社R18文学賞大賞を受賞し、小説家としても活動中の写真家・清水裕貴。土地の歴史や伝承についてリサーチしたことをベースに、写真と言葉を組み合わせた表現活動を行っている。 この展覧会では、引き潮になると道が現れるというアイルランドのアキル島と、彼女が住む埋め立て地である船橋の写真とが、新たな別の物語として展示されている。見える風景の背後に潜む、見えない風景。例えば、誰かの訪れを待っているかのような海辺のレストラン。窓には丘の上の住宅が映り込み、水の底のようにも見える。例えば、器の釉薬の成分にもなる、プラートゥムという無腸類の扁平動物。 テーブルの上に置かれた小説では、語りの主体が入れ替わっている。小説は生物の先生で、壁面展示はかつての教え子の女性。展示で立ち上がった景色が、読後さらに塗り変わっていく。 10月24日〜12月6日、PHOTO GALLERY INTERNATIONALでも個展「Empty park」を開催。

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