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LDH最大規模のオーディション3次審査に突入、登坂広臣らプロデューサー陣が思いを明かす

ナタリー

左からEXILE HIRO、EXILE AKIRA、EXILE SHOKICHI、登坂広臣。

LDH史上最大のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children」のプロデュースを務めるEXILE HIRO、EXILE AKIRA、EXILE SHOKICHI、登坂広臣が昨日12月19日に東京都内で開催された囲み取材に参加した。

8月にスタートした「iCON Z」には、約4万8000名がエントリー。対面での2次審査まで到達したのは927名、その二次審査を通過した男女各30名の計60名が昨日三次審査に突入した。1~4月には審査を含む合宿、そして5月には東京・日本武道館にて最終審査が行われる。囲み取材では「iCON Z」について総合プロデューサーのHIRO、男性部門をプロデュースするAKIRAとSHOKICHI、BTSが所属するHYBEの日本法人・HYBE LABELS JAPANとタッグを組み女性グループ部門をプロデュースする登坂が今後の展望を語った。

まずマイクを手にしたAKIRAは「3次審査まで終えたのですが、これまでにない逸材の宝庫。クオリティや表現力、華、そしてこの先を見据えたうえでの将来性というところで素晴らしい可能性に満ちあふれている。その中で僕たちは『Love, Dream, Happiness』というテーマを掲げてこれまでオーディションを開催し、それぞれが作り出すドラマや出会いからさまざまな化学反応でエンタテインメントを繰り広げてきました。今回は予想以上に僕たちに可能性を与えてくれるオーディションになりました。次はグループ審査になりますが未だ見ぬ新境地に行けるのではとワクワクしています」とオーディションで得た手応えを語る。SHOKICHIも「僕らの世代だと1つのことに絞ってトライしていたけど、時代柄総合力があるのが驚いたところ。いい情報がたくさん世の中にある影響があるんだなと思いますし、若い子もいいものを見てるんだなと思います。僕らも未来が楽しみになりました」と声を弾ませた。登坂は「僕はガールズグループを担当するプロデューサーなんですが、すでに決めたコンセプトと形態がある。日本発のグローバルに対して活躍できるグループのバックアップをしていきたい」とすでにイメージを持ってオーディションの審査に携わっていることを明かした。

HIROは「これまでLDHのオーディションには、のべ13万人以上の参加者がいて、オーディションはLDHにとって切っても切れないもの。多くの若い子たちの夢が叶う瞬間を目の当たりにしてきているので、誰よりも自信がある。これまでは自分が中心となってプロジェクトだったりメンバーの選定をしていたんですけど、今回からは今ここにいる3人を中心にやっていくというのが、自分としては大きな出来事。メンバーの成長とともにLDHオーディションのスタイルも変わっていく。これからはEXILE TRIBEのメンバーがプロデューサーやプロジェクトリーダーとなって、若い子たちの才能を伸ばしていくような仕組みを『iCON Z』で作っていきたい。なので『iCON Z』を成功させたいですし、LDHのエンタテインメントの底力を発揮したいです」と、「iCON Z」にかける思いを語った。

「iCON Z」はすでに第3次審査まで進行。SHOKICHIは「2次審査のラップは歌詞まで自分で書かなきゃいけない高度なものだった。だけど12歳の子とかも自分の言葉でリリックを書いてきて堂々と披露しているのがすごかったです。今の子ってすごいと感動しました(笑)。いち音楽ファンとして、これからのシーンが面白くなっていくなという喜びがありました」と若い新たな才能に感動し、AKIRAも「刺激を受けっぱなしですね。ダンス&ボーカルグループという形で、HIROさんが立ち上げてそこから20年、レベルが上っていますので、さまざまなことができる子と出会えたらいいなと思っていたけど、参加者がそれを汲み取って努力しているのを感じます。みんな世界基準で行動しているんだなと」と感慨深げに話す。オーディションで選ばれてEXILEになり、今度は審査する立場となったSHOKICHIは「人の人生を左右する重いことをすると意識してここに来させていただいたんですけど、いざジャッジをすると、始まる前よりもその重みを倍の倍の倍くらい感じています。自分もそれなりの自分であれるように、普段からいろんなことを考えるようになりました」と述べ、同じくオーディションで三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカルになった登坂も「僕も受ける側だった立場が審査していく立場に変わった。それは夢のある話だと思いました。今いろんなところでオーディションが開催されていますけど、『iCON Z』でやれること、LDHが引き継いできた伝統を自分を含めてお見せしていかないといけないなと思っています」と、“選ばれる側”から“選ぶ側”になったことへの責任、そしてEXILE TRIBEとしてのプライドを覗かせた。

AKIRA、SHOKICHI、登坂の発言を受けてHIROは「前は自分が先頭きってやっていたことを3人がリーダーとしてやっている、メンバーの成長が心の底からうれしいです。自分としては所属アーティストの次の将来に向けて新しい道を作っていくことも役目だと思っているので、今のような3人の頼もしい言葉を聞けることは僕にとってのこのオーディションをやる意味にもなっています」と誇らしげ。最終審査を東京・日本武道館で行うことについては、「LDHの大きなターニングポイントとなるイベントを武道館で開催してきたことが多かった。いろんなことを加味して、エンタメとしてこのオーディションを成立させるということが自分たちにとって意味のあることだなと思ったのでそうしました。お客さんを入れてやれたらうれしいですね。ファンの方を巻き込んでいきたいので、できたらファンの方にも参加してもらって、その日限りでしか表現できないエンタメにできたらと思っています」と期待を語った。

なお「iCON Z」の模様は、毎週日曜21:00~21:54にテレビ東京にて放送されている。

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