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大森立嗣監督作『星の子』10月公開へ 芦田愛菜が力強く立つティザービジュアルも

リアルサウンド

20/6/26(金) 5:00

 芦田愛菜主演映画『星の子』が10月に公開されることが決定し、あわせてティザービジュアルが公開された。

【写真】主演の芦田愛菜

 芥川賞作家・今村夏子の原作を『タロウのバカ』の大森立嗣監督が初映画化する本作は、少女ちひろの成長と家族の行方を描く物語。ちひろは、大好きな父と母から愛情たっぷりに育てられた。両親は、ちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信じてしまっており、思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めていく……。

 芦田は、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(2014年)以来、5年ぶりとなる実写映画主演となり、本人同様、中学3年生のちひろを演じる。

 今回公開されたティザービジュアルでは、赤く揺らぐ背景の前に力強く立ち、真っ直ぐに遠くを見つめる主人公のちひろに「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられ、多難な思春期から逃げ出さず、前を向いて生きようとする彼女の決意が感じられる。本作のため、トレードマークであった長い髪を30cm以上カットして臨んだ芦田は、そんなちひろについて「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と語っている。

(リアルサウンド編集部)

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