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「クー!」だけで異星人とわかり合えるか?「不思議惑星キン・ザ・ザ」アニメ版予告

ナタリー

21/3/31(水) 12:00

「クー!キン・ザ・ザ」

ロシア発の劇場アニメーション「クー!キン・ザ・ザ」の予告編がYouTubeで公開された。

ゲオルギー・ダネリヤが1986年に発表したSF実写映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」を、2013年に自らアニメ化した本作。2019年に死去したダネリヤにとって遺作となった。共同監督にタチアナ・イリーナ、声のキャストにニコライ・グベンコ、イワン・ツェフミストレンコ、アンドレイ・レオノフが名を連ねている。

予告編の前半では、著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクが、モスクワの大通りからキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクへと思いがけずワープ。言語は罵倒語の「キュー」と、それ以外すべてを表す「クー」のみ、という異星人たちを相手に、2人はあの手この手で意思疎通を図り、地球に帰るべく奮闘する。実写版でもおなじみの釣鐘型宇宙船や鼻に付ける小さな鈴が登場するほか、身に着けるズボンの色によって階級が分かれたプリュクで、マッチが「カツェ」と呼ばれ貴重品として扱われる様子も。

「クー!キン・ザ・ザ」は、ダネリヤの命日である4月4日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺で先行上映される。5月14日より同劇場のほか全国で順次公開。なお「不思議惑星キン・ザ・ザ」もあわせてリバイバル上映される。

(c)CTB Film Company、Ugra-Film Company、PKTRM Rhythm

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