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角田光代、土井裕泰、ジェーン・スーらが「1秒先の彼女」にコメント寄せる

ナタリー

「1秒先の彼女」新場面写真

台湾映画「1秒先の彼女」を鑑賞した著名人のコメントが到着した。

人より常にワンテンポ早い郵便局員シャオチーと、常にワンテンポ遅いバス運転手グアタイの“時差”から生まれる恋模様を描く本作。旧暦の7月7日にあたる七夕バレンタインデーにハンサムなダンス講師とデートの約束をしたシャオチーだったが、目覚めるとなぜかバレンタインの翌日に。彼女は消えた“1日”を探し始める。パティ・リーがシャオチー、リウ・グァンティンがグアタイを演じた。

小説家の角田光代は「人生において、せっかちでも、あるいはのんびりしすぎでも、私たちは失敗するし、いろんなものをなくす。でもだいじょうぶ、いつかきっと奇跡のように帳尻は合うんだ、と背中をたたいてくれるような映画でした」とコメント。ドラマ「カルテット」や「花束みたいな恋をした」などで知られる演出家・映画監督の土井裕泰は「世の中のペースと上手く折り合えない主人公たちへの眼差しの優しさと、ラストにそっと差し出されたメッセージに思わず落涙」とつづった。

コラムニスト・ラジオパーソナリティのジェーン・スーは「隅から隅まで可愛くて、かなりファンタジックで、ちょっぴりホラーでもあるかも。不可思議な謎がすべて回収されていく爽快感!」と、フリーアナウンサーの宇垣美里は「ポップで不思議な世界観にケラケラ笑って癒され救われた」と述べている。

またこのたびマンガ家のねむようこによる描き下ろしイラストも到着。ねむは「ピュアラブなのかちょっとホラーなのか。でも二人のリズムが重なる瞬間に立ち会えたようで嬉しくなる映画でした」と感想を伝えた。

「熱帯魚」「ラブ ゴーゴー」のチェン・ユーシュンが監督を務めた「1秒先の彼女」は、6月25日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

角田光代(小説家)コメント

人生において、せっかちでも、あるいはのんびりしすぎでも、
私たちは失敗するし、いろんなものをなくす。
でもだいじょうぶ、いつかきっと奇跡のように帳尻は合うんだ、と
背中をたたいてくれるような映画でした。

土井裕泰(映画監督)コメント

ポップなのにノスタルジーを喚起させる映像と、ユーモアと切なさを
絶妙に溶け合わせたチェン監督の世界に気持ちよく身を委ねました。
世の中のペースと上手く折り合えない主人公たちへの眼差しの優しさと、
ラストにそっと差し出されたメッセージに思わず落涙。

ジェーン・スー(コラムニスト・ラジオパーソナリティ)コメント

隅から隅まで可愛くて、かなりファンタジックで、
ちょっぴりホラーでもあるかも。
不可思議な謎がすべて回収されていく爽快感!

宇垣美里(フリーアナウンサー)コメント

ポップで不思議な世界観にケラケラ笑って癒され救われた。
周りを羨んで焦ってしまうこともあるけれど
私はきっと、私のままで大丈夫。

山内マリコ(作家)コメント

こんな映画、観たことない。
まぎれもなく、まったく新しい、物語の可能性に満ちたラブストーリー!

今泉力哉(映画監督)コメント

映画に流れる時間がずっとかわいい。
早く生きるのと遅く生きるならどっちの方がいいかななんて考えた。

水川かたまり(芸人 / 空気階段)コメント

人は人を許せなくて許せて。
ゆっくり戻って戻って戻って、半歩進めば良いんじゃないですかね。たぶん。

ものすごい愛(エッセイスト)コメント

クスッと笑えるシーンの連続なのに、いつかの小さな痛みを思い出す。
ありえない展開に巻き込まれていくうちに、まるで自分の物語のようだと思わされる。
自分のテンポが誰かと合うことは、こんなにも救われるのか。

トミヤマユキコ(ライター・少女マンガ研究者)コメント

まさかの展開に振り回される楽しみと、時折ぶっ込まれる胸キュンに身もだえする喜び、
どっちもあって最高でした!

川島小鳥(写真家)コメント

またマイベスト映画を更新してしまいました。愛しい。
この映画の中に住みたい。緑豆の豆花(トウファ)食べたい。

小谷実由(モデル)コメント

少し先を行くあの子と少し後に来る彼。
その間を通り抜ける時間と記憶たちが
2つの視点から覗いてみるとたまらなく愛おしい。

清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)コメント

何をするにも1テンポ遅れてしまう男は、
目の前に何度奇跡が転がってきても決して焦らなかった。
届くかわからない手紙を出し続けながら、
20年以上もかけて育んできた気持ちはダテじゃないのだ。

田中里奈(モデル)コメント

気付いたら引きこまれてる摩訶不思議な恋の物語。
何気なく過ごす日々の中で、知らないところで誰かを救ったり、支えられたり。
当たり前の毎日がより愛おしく感じました。

ねむようこ(マンガ家)

ピュアラブなのかちょっとホラーなのか。
でも二人のリズムが重なる瞬間に立ち会えたようで
嬉しくなる映画でした。

(c)MandarinVision Co, Ltd

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