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「トッパンホール ニューイヤーコンサート2020」 新年の幕開けに、選りすぐりの名手が集う贅沢なステージを!

ぴあ

19/12/30(月) 12:00

ダニエル・ゼペック (c)Marco Borggreve

新年の幕開けは、普段とは一味違う贅沢な時間を味わいたい!と願うのが人の常。音の良さには定評のあるトッパンホールで開催されるニューイヤーコンサートは、まさにその願いを叶えてくれるひとときだ。

ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンのコンサートマスターとして活躍するダニエル・ゼペックが率いるトッパンホール チェンバー・オーケストラと共演するのは、ドイツの名門シュターツカペレ・ドレスデンの首席奏者として活躍してきたチェロの名手ペーター・ブルンズと、日本のホープ山根一仁(ヴァイオリン)。彼らが奏でるハイドンのチェロ協奏曲とヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」は、2020年の幕開けに相応しい豪華さだ。もちろん、コンサートマスター、ダニエル・ゼペックによるJ.C.グラウンのヴァイオリン協奏曲も見逃せない。音楽はワイン同様、それを味わう器によって印象は大きく変わるものだ。408席の親密な空間にあふれる美しい音の息吹に身を委ねる快感を、是非ご体験あれ!

●公演概要

1月8日(水) トッパンホール 「トッパンホール ニューイヤーコンサート2020」

●ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン)Daniel SEPEC

フランクフルト生まれ。ディーター・フォルホルツ、ゲルハルト・シュルツに師事、シャンドル・ヴェーグ、アルバン・ベルク弦楽四重奏団にも学ぶ。1993年からドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務める一方、ソリストとしても活躍、ハーディング、ブリュッヘン、ピノックらの指揮者と共演している。また、ヨーロッパ室内管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、アンサンブル・オリオール・ベルリンに客演コンサートマスターとして出演するほか、優れた古楽奏者としてホグウッド指揮/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、ハーゼルベック指揮/ウィーン・アカデミー合奏団、ヘレヴェッヘ指揮/シャンゼリゼ管弦楽団等と共演。

バロック・ヴァイオリンによるソロ公演も行い、ビーバー《ロザリオのソナタ》全曲レコーディングがドイツ・レコード批評家賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

2010年9月から14年7月までバーゼル音楽院で教授を務めた後、14年にリューベック音楽大学教授に就任。

トッパンホールには、アルカント・カルテットのメンバーとして2回出演、14年10月の北村朋幹〈エスポワール シリーズ〉Vol.2にスペシャル出演、18年3月には無伴奏で登場。J.S.バッハやビーバーに、ベリオ、ライヒを組み合わせたプログラムで名演を聴かせた。

●山根一仁(ヴァイオリン)Kazuhito YAMANE

(c)宮森庸輔

1995年生まれ。富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎らに師事。2014年桐朋女子高等学校音楽科(共学)首席卒業。同大学ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生。15年よりドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学に留学し、クリストフ・ポッペンに師事。

2009年第63回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。10年中学3年生で第79回日本音楽コンクール第1位。同コンクールで中学生の1位は26年ぶり。岩谷賞(聴衆賞)など5つの副賞受賞。11年第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞最年少受賞。12年岩谷時子音楽文化振興財団「Foundation for Youth賞」。15年青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞受賞。18年第19回ホテルオークラ音楽賞受賞。

これまでに秋山和慶、井上道義、大友直人、高関健、山田和樹らの指揮でバーミンガム市交響楽団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団等、国内外のオーケストラと共演を重ねる。

トッパンホールには、12年に〈ランチタイム コンサート〉で初登場。史上最年少で〈エスポワール シリーズ〉に抜擢され、全3回のコンサートすべてで満場の喝采を浴びた。17/18および18/19シーズンの〈シュニトケ&ショスタコーヴィチ プロジェクト〉では、3公演にいずれも登場。シリーズIIIではシュニトケ《Concerto for Three》をニルス・メンケマイヤー、ピーター・ウィスペルウェイと競演し、圧倒的な存在感を示した。

オフィシャルサイト http://kazuhitoyamane.jp/

●ペーター・ブルンズ(チェロ)Peter BRUNS

ドイツを代表するチェリストとして、国際的な評価を得ている。ベルリン生まれ。ベルリンのハンス・アイスラー音楽院にて、ペーター・フォーグラーに師事。ソリスト、また室内楽奏者として、ベルリン・フィルハーモニー、カーネギーホール、ウィグモアホールのほか、東京、香港、シンガポール、ドレスデン、ライプツィヒ、ゲヴァントハウスなど世界各地で演奏している。クフモ、ベルゲン、ロッケンハウスなど国際音楽祭への参加も数多い。また、シノーポリ、インバル、ノセダ、M.アルブレヒトらの指揮のもと、シュタッツカペレ・ドレスデンやベルリン放送交響楽団をはじめとする世界の主要オーケストラと共演。古楽から現代まで幅広い時代の作品をレパートリーとし、とりわけベルリン古楽アカデミーと共演を多く重ねている。

1993年から2000年まで、モーリッツブルク城での室内楽フェスティヴァルのアーティスティック・ディレクターを務めている。ドイツ国内の音楽学校でも教授を務め、98年から05年までドレスデン高等音楽院、05年からはライプツィヒ高等音楽院で教鞭をとっている。06年9月からはライプツィヒのメンデルスゾーン室内オーケストラのプリンシパル・ゲスト・コンダクターを務めている。

2007/2008シーズンには、ゲヴァントハウスにおいて自身のコンサートシリーズを行っている。CDは、ブラームスのチェロ・ソナタ、バッハの無伴奏組曲、フォーレ、ブルッフ、シューマン、CPEバッハの作品を録音しているほか、シュターツカペレ・ドレスデンとのドヴォルザークの協奏曲、メンデルスゾーン室内オーケストラとのハイドンのチェロ協奏曲は高く評価されている。使用楽器は、パブロ・カザルスが所有していた1730年ヴェニス製のカルロ・トノーニ。

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