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第3回:マーベルに最強の2人組が誕生! 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の注目ポイント

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『キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』など数々のヒット作を発表してきたマーベル・スタジオが、ディズニープラスでオリジナルドラマを配信するプロジェクトは、第1作『ワンダヴィジョン』から全世界で大きな注目を集めている。

そんなディズニープラス/マーベル・スタジオの最新作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の配信が先ごろから始まった。本作は、謎に満ちた『ワンダヴィジョン』とはうって変わって、超絶アクションが次々に登場するバディ(相棒)ものだ。

アベンジャーズを率いていたキャプテン・アメリカの意思を継ぐふたりの男、ファルコンとウィンター・ソルジャー。ふたりが本作で挑む壮絶な戦いとは?

バディ(相棒)の数だけドラマがある。マーベルの“バディ”に注目!

マーベル・スタジオはこれまでに数々の映画を発表しているが、最も名前が知られているのは、最強チーム“アベンジャーズ”ではないだろうか? ひとりでも活躍できるヒーローがチームを結成することで、そのパワーは何倍にもなり、彼らは想像を絶する危機や難題に立ち向かってきた。

しかし、マーベル作品はチームだけでなく、キャラクターの“組み合わせ”のドラマも大きな見どころだ。たとえば、天才発明家にして、大企業の社長トニー・スタークは、ご存知の通り、自作のスーツを装着することで“アイアンマン”として活躍するが、相棒が変わることで異なる表情を見せてくれる。

アイアンマン同様、パワードスーツを着てウォーマシンとして戦うジェームズ・ローズとは“親友”の関係で、秘書のペッパー・ポッツといる時のスタークは外では見せない穏やかな表情を見せてくれる。そして“ハルク”ことブルース・バナーといる時の彼は、天才的な頭脳を持つ研究者の顔を見せる。トニー・スタークは単なる大富豪じゃない。対する相手が変わることで、企業社長になり、発明家になり、父親にもなるのだ。

ほかのアベンジャーズのメンバーもスターク同様、バディ(相棒)が変わることで、その組み合わせでしか生まれないドラマを生み出してきた。哀しい過去を背負った暗殺者ホークアイとスカーレット・ウィッチ、熾烈な戦いの中で心を通わせたスカーレット・ウィッチ=ワンダとヴィジョン、まるで父と子のようなトニー・スタークとピーター・パーカー(スパイダーマン)……バディの数だけドラマがある。バディの数だけキャラクターに深みがある。

ディズニープラスではこれまでのマーベル作品を定額で何度も観ることができるため、過去の作品を見直して自分のお気に入りのバディを見つけてみてもいいかもしれない。そしてこの春、マーベルの歴史に新たなバディが加わった。

“ファルコン”ことサム・ウィルソンと、“ウィンター・ソルジャー”ことバッキー・バーンズはバディになれるのだろうか?

誰よりも“キャプテン”を知る男たちが最強バディを結成!

ふたりに共通点があるとすれば、どちらも、かつてアベンジャーズを率いたキャプテン・アメリカをよく知っているということだろう。

空中戦闘の訓練を積んできた兵士サム・ウィルソンは、ワシントンD.C.でキャプテン・アメリカと出会ったことから、彼と行動を共にするようになり、巨大な翼のついたフライトスーツを着込むことで“ファルコン”として活動するようになる。キャプテンとファルコンは似た部分が多く、ふたりとも熱血漢で、正義を追求するためなら、どんな危険な任務であっても立ち向かう。

やがて“アベンジャーズ”のメンバーになったファルコンは、キャプテンや仲間たちと共に強大な敵サノスとのバトルに挑んだ。一時期はサノスによって全宇宙の生命の半分が消え去ったが、彼らの不屈の精神によって消えてしまった生命が復活。サノスを打ち破った後、キャプテン・アメリカは自身のシンボルと言っていい“星条旗の盾”をファルコンに託した。

しかし、彼は悩んでいる。自分があのキャプテン・アメリカの意思を受け継ぐことができるのか? 自分はあの盾にふさわしい人間なのか?

ファルコンよりもずっと前からキャプテン・アメリカを、いや彼が“キャプテン”と呼ばれる前から知っている男。それがバッキー・バーンズだ。バッキーはキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースの親友で、内気なスティーブとは正反対の男だが、ふたりはいつしか親友になり、バッキーはスティーブのことをいつも気にかけていた。

しかし、スティーブが“キャプテン・アメリカ”になった後、バッキーに悲劇が訪れる。任務中の事故がきっかけで、悪の秘密結社“ヒドラ”に囚われ、実験台として改造・洗脳されてしまい、ヒドラの殺し屋“ウィンター・ソルジャー”として活動するようになる。やがて再会したふたりは、一時は敵対したが、やがてバッキーの洗脳は解け、ふたりは共にサノスとの戦いに身を投じ、勝利をおさめた。

しかし、彼は悩んでいる。スティーブが去った後、残された自分は何をすればいいのか? ずっと戦い続けてきた自分に一体、何ができるのか?

ふたりは“盾”を引き継げるのか? 熾烈なバトルが始まる!

迷った末にファルコンは、スティーブから受け継いだ盾を手放す。盾は博物館に保管され、人々のシンボルになるはずだった。しかし、彼が手放した盾は意外な場所に渡ることになる。

一方、バッキーはサノスが去った後の世界でどう生きていけばいいのか悩んでいた。長い時間眠っていた過去のあるバッキーは現在106歳。かつての仲間が去った世界で彼の居場所はどこにあるのか。

そんな中、世界各地で“フラッグ・スマッシャーズ”と呼ばれる謎の集団の行動が活発化する。サノスの出現によって全人類の半分が5年ほど消滅した結果、世界は消滅した者/しなかった者の間で大きな分断が起こり、彼らは“世界をひとつにする”ことを掲げては各地で犯罪を繰り返す。

事件を追って捜査を開始するファルコンと、そこに巻き込まれる形でコンビを組むことになったウィンター・ソルジャー。何かにつけて反発し合い、意見の合わないふたりは謎めいた敵の正体にたどり着けるのか? そして何より自身が抱えている問題を解決できるのだろうか?

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、正反対のふたりがコンビを組む“バディ(相棒)”アクション大作だ。

すでに配信されているエピソードでもファルコンとウィンター・ソルジャーの相性は(現段階では)最悪。前途多難と言っていい。しかし、この凸凹コンビの活躍がとにかく笑えて、痛快で、ずっと観ていたくなる魅力があるのだ。

本作の監督を務めたカリスコ・グランドは「『48時間』『リーサル・ウェポン』『ミッドナイト・ラン』はもちろんのこと、フランス映画の『最強のふたり』も、感動的で興味深い作品だと思った。それに『真夜中のカウボーイ』『イージー・ライダー』、デビッド・リーン、リナ・ウェルトミューラーなども。そういったものを鍋に入れてかき混ぜ、オリジナルな味を生み出したいと思った」と振り返る。

ソリの合わないふたりが、いつしか本当のバディになっていく展開は、これまで多くの人々を魅了してきた“鉄板”設定。これまでの名コンビのリストに“ファルコン&ウィンター・ソルジャー”が加わるのは間違いない。

そして、劇中で繰り広げられるアクションの数々も見逃せないポイントだろう。マーベル・スタジオはこれまで映画館のスクリーンで様々な大規模アクション&スペクタクルを描いており、自分たちに課すハードルも、合格点のレベルも相当に上がっている。だから、舞台がディズニープラスに移っても、アクション&スペクタクルは一切、スケールダウンがない。通常のアクション映画のクライマックスを軽く超える“マーベル基準”でシリーズの冒頭からアクションが展開されるのだ!

大きな翼で空を自由自在に舞うファルコンと、それを狙う者たちの空を舞台にした壮絶なドッグファイトシーンは、爆発あり、チェイスあり、肉弾戦ありとテンコ盛りで、そこにファルコンの繰り出すユーモアとタイムリミットが迫るサスペンスフルな展開が混ざる。一方、諜報員として活動してきたウィンター・ソルジャーのアクションはシャープなキレ味が見どころ。目にも止まらぬ速さで潜入先のセキュリティをなぎ倒し、ドアや壁は瞬時に破壊! ウィンター・ソルジャーの鋭い眼光もアクションの緊張感を高める絶大な効果を発揮している。今後、壮絶アクションが回を重ねるごとにどこまでエスカレートしていくのかも気になるところだ。

それぞれのキャラクターが背負うドラマの深さ、ふたりが揃った時に起こる化学反応の面白さ、どんどん大規模になっていくアクション、そしていまだ謎に満ちた敵組織……『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は連続シリーズでしか描けない要素がギュッと詰まった作品で、早くも全世界でファンが新エピソードの配信を待ちわびている。

なお、ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンはこう宣言している!

「こういうコンビが過去のマーベル映画にいる? いないよ。これくらいのレベルのはいない。このふたりはどちらもチャーミングだ!」

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ディズニープラスで配信中

(C)2021 Marvel.

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