「2021年香港インディペンデント映画祭」が、6月19日より大阪のシネ・ヌーヴォで開催。続いて6月25日から京都・出町座、7月中旬より愛知・名古屋のシネマスコーレでも開催される。

2014年の雨傘運動から2019年-2020年香港民主化デモまでの“香港の真の姿”を映したインディペンデント映画18作品を上映する本企画。香港本土派の政治活動家エドワード・レオンのドキュメンタリー「僕は屈しない」、雨傘運動の影響を受けたある家族の矛盾、対立、崩壊を描いた「逆さま」、上の世代に対する若者の絶望と反乱をエンタテインメントに昇華した「逆向誘拐」、あるゲイカップルが時代に翻弄されながらも愛を確かめ合うプロセスをつづったメロドラマ「あなたを思う」、2019年に香港理工大学で警察と学生が繰り広げた11日間の攻防の記録「理大囲城」といった5本の長編がスクリーンにかけられる。

また、5本の短編ドキュメンタリーからなる「2019年香港民主化デモ傑作短編集」、劇映画8本で構成された「『香港、アイラブユー』短編集」も上映。シネ・ヌーヴォでは各回、監督が参加するオンライントークイベントを行う。出町座、シネマスコーレでのイベントも調整中だ。

2021年香港インディペンデント映画祭

2021年6月19日（土）～25日（金）大阪府 シネ・ヌーヴォ
2021年6月25日（金）～7月8日（木）京都府 出町座
2021年7月中旬～ 愛知県 シネマスコーレ

上映作品

長編

「僕は屈しない」
「逆さま」
「逆向誘拐」
「あなたを思う」
「理大囲城」

2019年香港民主化デモ傑作短編集

「立法会占拠」
「私たちのやり方」
「仲間たち」
「試行錯誤」
「誰も見捨てない」

「香港、アイラブユー」短編集

「暴動の後、光復の前」
「尋ね人」
「ラブレター」
「初めての夜」
「1944年の秋」
「ホワイトナイト」
「町へ出よう」
「レモン、牛乳」