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広瀬すずの超ハイテンション演技は必見 『一度死んでみた』が公開中

ぴあ

20/3/21(土) 0:00

(C)2020 松竹 フジテレビジョン

あの広瀬すずが、テンションの振り切れたコメディエンヌに挑んだ『一度死んでみた』が現在公開中。父のことが死ぬほど大嫌いな女子大生と、“少しの期間だけ死ぬ薬”で死に、“おばけ”になってしまった父親を巡って巻き起こる騒動を描くコメディ作品だ。

ソフトバンクの『ホワイト家族』シリーズや、家庭教師のトライ『ハイジ』シリーズ、トヨタ自動車の『企業 ドラえもん』シリーズなど、数々の名CMを手がけ、『ジャッジ!』や『犬と私の10の約束』などの映画の脚本も手がけてきた澤本嘉光によるオリジナル脚本である本作。そんな本作でメガホンを取ったのは、KDDI auの『三太郎』シリーズや、日野自動車『ヒノノニトン』シリーズなど、ユニークで、話題のCMを数々手がけ、広告賞も多数獲得している浜崎慎治だ。本作が満を持しての、彼の映画初監督作品となった。CM界のトップクリエイターであるこのタッグが、次々と繰り広げられる笑いとギャグの応酬、予測不能なスピード感溢れる展開を生み出し、息つく暇もない怒涛のコメディ映画に仕上げている。

主演を務める広瀬にとっては、今作がコメディ作品初出演。青春映画や社会派作品など、これまでさまざまなジャンルに挑んできた彼女が、今作ではまた新たな魅力を開花させている。広瀬が演じる七瀬は、父・計のことが嫌いでしょうがなく、計の似顔絵を描いたサンドバッグを日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかけるほどの徹底ぶりだ。テンション高く毒づくキャラクターを、鮮烈に演じている。

そんな広瀬演じる七瀬が嫌う父・計を演じているのは堤真一。製薬会社を経営しており、仕事に夢中過ぎて家庭を後回しにしてしまう父親だ。それも、かなりの変わり者ときている。彼が“演技派”であることは広く知られているが、抜群のコメディセンスを持った存在だということもまた周知の事実だろう。そして、計の会社の社員で、存在感が薄いため、“ゴースト”と呼ばれている松岡役に扮しているのが吉沢亮。これまでの作品における彼の姿からは想像もつかない“影の薄さ”、“存在感のなさ”を見事に体現している。

さらに、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江といった存在が作品の中心に立つほか、松田翔太、でんでん、妻夫木聡、西野七瀬、城田優、佐藤健、古田新太、池田エライザ、竹中直人、志尊淳……などなど。これでもかと、次々に豪華俳優陣が姿を見せる。誰も彼もが一癖も二癖もある個性的なキャラクターに扮し繰り広げる、かつてないコメディエンタテインメントで、ぜひとも大いに笑っていただきたい。

『一度死んでみた』
公開中

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