穴の空いた塔に閉じ込められ…極限状態の人間描く「プラットフォーム」1月公開
20/12/18(金) 19:00

「プラットフォーム」アートワーク
SFシチュエーションスリラー「プラットフォーム」が、1月29日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。
スペインの新鋭、ガルダー・ガステル=ウルティアの長編初監督作品となった本作。部屋の真ん中に穴が空いた塔のような建物の“48”階層で目覚めたゴレンが主人公だ。建物では、上の階層から順に食事が“プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。建物に長くいる老人トリマカシから、「1カ月ごとに階層が入れ変わる」「何でも1つだけ建物内に持ち込める」「食事が摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ」という3つのルールを聞かされたゴレン。そして1カ月後、彼は“171”階層のベッドに縛られた状態で目を覚ますことになる。
「ミリオネア・ドッグ」のイヴァン・マサゲ、「オール・アバウト・マイ・マザー」のアントニア・サン・フアンが出演。本作は第48回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門で観客賞を受賞し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀作品賞を含む4部門で受賞を果たした。YouTubeで公開中の予告には、食べ物にむさぼりつく人々の様子や、上の階から人が落ちてくるシーンが収められている。
※「プラットフォーム」はR15+指定作品
(c)BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE
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