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『ノーサイド・ゲーム』大泉洋、日曜劇場初出演への思い 「池井戸先生にお金積みました(笑)」

リアルサウンド

19/6/30(日) 21:47

 6月30日、都内で7月7日からスタートする日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の第1話試写会と記者会見が行われ、大泉洋、松たか子、高橋光臣、眞栄田郷敦、笹本玲奈、西郷輝彦、大谷亮平、上川隆也が出席した。

参考:大泉洋主演ドラマ『ノーサイド(仮)』も決定 池井戸潤原作の映像化にみる“経済時代劇”的手法

 池井戸潤の同名小説を、池井戸作品初出演の大泉洋主演で映像化する本作。大手製造メーカーのサラリーマン・君嶋隼人(大泉)は出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまでいわれたが、ある理由で左遷されてしまう。地方の工場に赴任し、やるせない気持ちの中、成績不振にあえぐ自社のラグビーチームの再建も任される。

 日曜劇場初主演となった大泉は、「今日皆さんと一緒に1話を見たのですが、撮影の苦労も相まって熱く感動的な気分でした。池井戸先生の原作が逆転に次ぐ逆転の物語なので、安心して台本に乗っかり演じていけるというのは幸せでございます」とコメント。一方で「TEAM NACSの中では私だけ(日曜劇場に)出ていなかったものですから、若干の焦りは感じておりましたので、池井戸先生にもだいぶお金を積みました(笑)」と冗談を飛ばし、会場を笑いに包んだ。

 本日観客と一緒に初めて第1話を鑑賞したというキャスト陣。印象的なシーンを聞かれると、「アストロズの皆さんの手がとても色っぽくてこんなに優しい手で押しているんだなというところに少しドキッとしました」と松。本作のために15kgの増量に挑んだ眞栄田は、「素晴らしいシーンが沢山あったんですけど、大泉さんがラグビーボールを床に投げつけるシーンで、びっくりしてる姿がリアルで一番笑いましたね」とコメント。高橋は「雨降らしのシーンがやはり印象的でしたね。夜6時くらいから機材を入れて雨を降らせたんですけど、途中から本当に雨が降ってきてしまって、大泉さんはスーツで全身ずぶ濡れで、みんな震えが止まらない中撮影していました」と撮影秘話を明かす。

 最後に上川が「大泉洋さんの足の白さですね」というと会場は大爆笑。大泉は、「アストロズの短パン姿ね。お客さんがジワジワ笑っているところで私も傷ついているんですよ?」と笑いながら返した。

 本作は池井戸潤原作ならではの企業ドラマとしての重厚感もありながら、大泉演じる君嶋の家庭内での姿にも注目だ。家庭内のやりとりについて、君嶋の妻・真希を演じる松たか子は、「私も会社での様子とかを今初めて見て、こんな人たちと対峙していたんだと知ったんですけど、わからないままを含めて、帰ってきたままの姿を受け止めていければなと。必要なときにそこに手があり、声がかかり、ささやかで特別な力になればいいなと思っています」とコメント。

 一方大泉は、「台本のセリフで見るとすごい厳しいセリフが多くて、尻に敷かれている感じがあるんだけど、実際松さんが優しいんですよね。会社では強い君嶋が、家ではすごい弱いというのがリアルだと思いましたね。2話3話で真希がどんな言葉を放つのかぜひ注目していただきたい」と見どころを語った。

 さらに本作は、エキストラを使った大規模な撮影が行われているとのこと。大泉は、「衣装が500着用意されていて、それでも足りなかったみたいです。監督はエキストラさんに芝居を要求するので、台本を読んでない人に結構なことを要求するんです。なのでエキストラさんたちのお芝居がすごくいいんです。なので僕は時間があるときには、撮影後にエキストラさんに10分くらいご挨拶という名のトークショーをさせていただいていて」と撮影の裏話を明かす。

 これから気温がどんどんと上がる季節。屋外の撮影が多い高橋は、「グラウンドにいても僕は選手側としてずっと太陽の下に置かれっぱなしなんですよ。ようやく日陰に逃げたと思ったらスタッフさんに『そこ映り込むんでどいてください』と言われてしまいどこにも逃げ場がないんですよ(笑)」と撮影の苦労を語った。

 最後に大泉が、「1話をご覧いただきありがとうございます。このドラマは池井戸先生の原作から始まりまして全てが面白く熱いドラマになっていると思います。私もそうですし、出演者全員並々ならない苦労で挑んでいるので、どうかこのドラマを多くの方に広げていただいて見ていただければと思います。日曜日の夜に見て月曜とても元気に仕事に向かえるんじゃないかなと今日確信しました」と締めくくった。

(取材・文・撮影=安田周平)

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