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塚本晋也「街の小さな映画館」第6弾は埼玉・深谷シネマ

ナタリー

「街の小さな映画館」ロゴ

塚本晋也が撮影・編集する映像企画「街の小さな映画館」の第6弾にあたる埼玉・深谷シネマ編が、YouTubeで公開された。

これは2015年公開の監督作「野火」で全国80館以上の劇場を行脚した塚本が、1館ずつに足を運んでその“横顔”を撮影するもの。これまで東京・ユーロスペース、群馬・シネマテークたかさき、高崎電気館、埼玉・川越スカラ座、愛知・シネマスコーレが紹介された。

深谷シネマは300年の歴史を誇る七ツ梅酒造の跡地で酒蔵を改装した映画館。大林宣彦が名誉館長を務めた。また深谷シネマのある深谷市は深谷フィルムコミッションの協力により多くの映画やドラマのロケが行われており、「野火」でも病院が爆発するシーンなどが撮影された。

公開された動画では、館長・竹石研二のインタビューを交えながら、古書店や飲食店、ギャラリーなども擁する建物を探索。2009年に閉館した東京のシネ・アミューズでも活躍したフィルム映写機などが映し出されている。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

塚本晋也から深谷シネマへのコメント

映画「野火」では、フィリピンやハワイ、沖縄での撮影の他、人員を必要とする難しいシーンの多くが深谷で撮影されました。
深谷の方々の熱い協力のおかげで「野火」が成立したと言っても過言ではありません。「深谷シネマ」は、ご協力をいただいた方々と深い関わりのある映画館。
古い酒蔵を改築して作られたかなり特殊な映画館ですが、美しい精密なリノベーションに魅かれます。
動画撮影時は、爆破する病院作りの音頭を取ってくださった竹とんぼおじさんこと深谷の建設会社の社長さんも遊びにきてくださいました。
七ツ梅酒造跡地の古くて風情のある風景に佇む深谷シネマをじっくりご堪能ください。

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