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「WALKING MAN」

野村周平が若手ラッパーと熾烈バトル!ANARCHY監督作の撮影に潜入

ナタリー

19/7/31(水) 6:00

ラッパーのANARCHYがメガホンを取り、野村周平が主演を務めた「WALKING MAN」の撮影現場に、映画ナタリーが密着した。

本作は、野村演じる吃音症の青年アトムがヒップホップと出会い、最底辺の生活から這い上がろうと奮闘するさまを描く物語。去る2018年11月に東京・渋谷のクラブで行われた撮影では、物語終盤でアトムがラップをするシーンが捉えられた。野村はセッティング中からステージへ上がってマイクを握りしめ、BGMに合わせて歌詞をくちずさむ。現場は緊張感がありつつも和やかな雰囲気に包まれており、1テイク目のラップを終えて「ちょっと緊張した!」と笑う野村に、スタッフからは温かな拍手が送られた。

野村はラッパーとしての自然な振る舞いや抑揚の付け方をANARCHYに相談し、ANARCHYは手本を見せながら野村にアドバイスをするなど、何度もやり取りを重ねて“アトム”というキャラクターを作り上げていく。野村は役と真摯に向き合い「2バース目からもう1回やってみます!」と時には自らやり直しを求める。そんな彼は、見せ場のシーンを演じきってANARCHYから「OKです!」と声がかかると、両手を大きく広げて喜びを表現した。

続いて若手ラッパーたちも加わり、MCバトルの場面へ。ANARCHYは「ヤーマン! みんな手をガンガン上げてー!」と、進行役のサイプレス上野は「ステージに上がるくらいの勢いで騒いじゃって! 上がってきたら止めるから(笑)」と集まったエキストラに呼びかける。まず戦うことになったWILYWNKAとhMzが会場を盛り上げたあとは、じょうに挑戦するためアトムがステージへ上がるシーンが捉えられた。序盤はたどたどしく言葉を繰り出しながらも次第に勢いを増していく野村に対し、冒頭から強く鋭いトーンで応戦するじょう。2人の熾烈なバトルに観客は熱狂し、カットがかかった際には会場が拍手で満たされた。

以前からANARCHYと友人だった野村は、彼の初監督作に関われたことを喜び「ある意味、友情出演」と本作への参加を振り返る。野村にとってANARCHYの魅力は嘘がない“リアル”なところだそうで、「ディスるだけじゃなくちゃんとハッピーにできるラッパー」と評し、ラッパーや仲間として尊敬している彼の書き下ろしの楽曲を歌うことについては「恐れ多かったです。でもとても楽しかった」とコメントした。

25歳の頃から映画制作が夢だったというANARCHYは、マンガ家の高橋ツトムに相談し、脚本家の梶原阿貴も含めて3人で本作を作り始めた。主人公に選んだのは、話すのも笑うのも苦手で自分のことを表現できない男。ANARCHYは「初めて人に教えて、初めて人のためにラップを書きました。2人でクラブを貸し切って。周平くんと練習しました」と主役を務めた野村との日々を回想し、「言いたいことが溜まっていきラップを始める。ヒップホップ映画というより1人の男の子がラッパーになっていく青春映画です」と本作を語った。

「WALKING MAN」は10月11日より全国ロードショー。野村のほかに優希美青、柏原収史、伊藤ゆみ、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司もキャストに名を連ね、ラッパーのT-Pablow(BAD HOP)、Leon Fanourakis、十影、LETYも出演する。

(c)2019 映画「WALKING MAN」製作委員会

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