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危険区域に住む少年のホームビデオが映すアメリカの光と闇「17 Blocks」配信

ナタリー

「17 Blocks/家族の風景」ビジュアル

ドキュメンタリー映画「17 Blocks」が「17 Blocks/家族の風景」の邦題で11月30日よりオンライン映画館APARTMENT by Bunkamura LE CINÉMAで配信公開される。

2020年のフランス・シャンゼリゼ映画祭で観客賞、審査員賞、批評家賞に輝いた本作は、サンフォード家の20年間、1000時間以上に及ぶホームビデオをもとに構成した作品。アメリカ合衆国議会議事堂から17ブロック(約3km)圏内にあるアメリカでも有数の危険区域に1999年に引っ越してきた映画製作者デイビー・ロスバートは、自宅近くのバスケットコートで、サンフォード家の兄弟エマニュエルとスマーフに出会う。家族のディナーに招待されたロスバートは、ビデオカメラの使い方を教え、エマニュエルは家族の日常を記録するように。そしてエマニュエルがカメラを手に取ってから10年が経った2009年の大みそか、ある悲劇が一家を襲う。

ロスバートが監督を務め、ジェニファー・ティエシエラらが脚本を担当。アメリカの光と闇を浮き彫りにする本作には、少年が撮影するほほえましい家族の一瞬が記録されているとともに、家族のすぐそこに貧困、薬物依存、都市の再開発に伴う問題、銃と暴力の脅威があるという現実が収められている。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

(c)Davy Rothbart

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