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アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール

19/11/14(木)

(C)2017 Picomedia SRL.

イタリアの自然の風景が美しい。イタリア・オペラの音楽は、こういう風土で生まれたんだなと実感。 少年時代の子役たちがうまい。ドキュメンタリーを観ているようだ。と感心しているうちに、トビー・セバスチャン演じる青年時代になるが、違和感なくつながる。 大人になってからの歌声は、ボチェッリ自身のものが使われていて、さすが、圧倒される。 家族、友人を含め周囲の人たちはみないい人たちなのだが、唯一、「どうしようもない奴」として登場するのが音楽評論家。何もわかっていないのだ。評論家は既成概念の塊だから、成功した人や作品を後付けで解説するだけで、新しい才能を発見することはできない。興行師と大衆のみが、「音楽の感動」を発見できる。 ボチェッリが苦労したとは知っていたが、ここまで大変な人生だったとは知らなかった。事実は小説よりも奇なりとはよく言われるが、まさにそのとおり。

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