Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

クロール ―凶暴領域―

19/10/7(月)

(C)2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

この発想、よく思いついたわ!と感心しながら、製作にサム・ライミの名前を見つけてさらに期待度アップ! ワニの生態の勉強にもなるわ、突っ込みどころも満載だわで、とても楽しめた1本です! 冒頭、ヒロインがクロールの水泳選手で負けず嫌いだという設定も、物語が進むにつれ、重要になっていくし、巨大ハリケーンで水かさが増して、ワニが街に放流されてしまうんだからそりゃあコワイ! ちなみにこの手のパニック映画でお決まりの、ヒロインは美女という設定もちゃんと守っておりました。主演は『メイズ・ランナー』でおなじみのカヤ・スコデラリオ。 彼女は不幸にも連絡の取れないお父さんを見に行って、最悪の事態になっていくのですが、当のお父さんを演じているのが『プライベート・ライアン』の狙撃兵バリー・ペッパーなのがまたニクイ! 絶対強いでしょ、この親子! 案の定、「お前ならできる!」とお父さんは娘に何度も言い、脱出するためにワニと泳ぎを競わせるんだからかなりのスパルタ教育です。おかげで、ワンシチュエーションになりそうな状況から場所を変え、ワニと闘いながらどんどん物語が進んでいくので、観ているこちらとしては飽きずにゾクゾク体験が出できました。 にしても、サメ映画で体験する絶望的な恐怖をワニ映画でも味わえるとは?? 水中の中でのワニのスピードの速さ! しかもワニは水陸両用。さらにどれだけ食べても空腹なのか、登場しては消えていく人々の多いこと。もはや、日々のストレスで人に噛みつくのかと思うくらい、その攻撃力は疲れを知りませんでした。 まるでボロ雑巾のようになっていく父と娘の姿に、「映画スタッフは残酷がお好きなのね」と確信しながら、心のどこかで楽しんでいた自分に気づかされた映画でした。 そんな感覚を味わいたい方には、満足度は高いはずです(笑)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む