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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

魂を継ぐ者 柳家花緑×佐久間一郎

かつての日本橋と、 これからの日本橋。

Presented by 鈴廣かまぼこ

Chapter3

19/8/1(木)

佐久間一郎
続いてはこの秋オープンの、「コレド室町テラス」。飲食店やオフィス、1階には屋外広場もあるそうで、日本橋では比較的珍しい若い人の賑わいが期待できる場所です。

柳家花緑
未来な感じがしますね。東京オリンピックもありますし、日本橋もさらにグローバルになる感じですねぇ。

佐久間一郎
花緑さんにこれからの日本橋に触れていただきましたが、次はこの地下通路に降りて、かつての日本橋の風景を感じていただきましょう。

柳家花緑
へぇー楽しみです!

─── ワクワクしながら笑顔で歩く2人

佐久間一郎
これが『熈代勝覧(きだいしょうらん)』です。今から214年も前、1805年(文化2年)の江戸日本橋を描いた絵巻です。

柳家花緑
ほぉ。本当に昔の街並がよく分かります。寿司屋とか蒲鉾屋とかいろんな店があって、物売りもいっぱい歩いていて、喧嘩とかもあって(笑)。当時の日本橋の、熱気や活気が伝わってきますね。

佐久間一郎
日本橋は本当にいろんな魅力のある場所です。今も歩くだけでも楽しいですが、この近くにある観光案内所にもぜひ立ち寄ってみて下さい。日本橋のいろんなおトク情報をゲットできますよ!

柳家花緑
着物でおもてなし! さすが日本橋ですね!

継いだ魂を、
次へと繋ぐ。

佐久間一郎
初高座のご縁もある日本橋ですが、散策してみてどうでしたか?

柳家花緑
今日は本当に楽しかったです。これまで素通りしていた街の魅力を再発見しましたよ。ふだんは新しいものに目が行きがちですが、長く暖簾を継いでいる店がたくさん。建物ではなく、人の気持ちが街をつくっているのだと強く感じました。

─── 柳家花緑師匠は落語、佐久間一郎さんは寿司とそれぞれ道は違うも、伝統的な文化や魂を継ぐお2人には、また新たな絆が生まれたようだ。

柳家花緑
日本橋を歩いて、やはり守るべき大切なものを繋いでいくということは、とても素晴らしいことだと実感しました。自分は祖父と叔父の魂を継いでいる立場なので、ふだんの素の自分にもとても気をつかっています。問題を起こさずに(笑)、日々普通に生きていくことそのものがチャレンジのようなものなんです。

佐久間一郎
よく分かります。万が一捕まりでもしたら、すべてが・・・(笑)。守るべきことを大事にしながら、終わることのない修行を重ねていく。先代のお客さんから「最近お父さんに似てきたね」と言われたのですが、ようやく自分も近づいて来れたのかな? と少しホッとしました。

柳家花緑
僕も落語会に来ていただいたお客さまに「小さん師匠の落語のファンでした」と言われることがあります。有難いと同時に、身も気も引き締まる思いですね。

佐久間一郎
花緑師匠は現在10名ほどのお弟子さんがいらっしゃるとか?

柳家花緑
そうです。小さん師匠からも「教えることは学ぶこと」と言われました。言葉で教えるのではなく、師匠たちのように態度や背中で見せていくように心がけています。『弟子は師匠なり』という言葉に、改めて納得しているところです。教えるという矢印は、弟子たちにではなく、実は自分自身に向いているんです。

佐久間一郎
素晴らしいですね! やり続けることは本当に困難なことですが、お互いにさらに頑張っていきましょうね。

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