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磯村勇斗が母親との電話を“誤配信”!?近藤啓介の監督作品として、完全版を明日公開

ナタリー

20/5/24(日) 13:30

“インスタライブムービー”「コロッケを泣きながら」より、配信終了ボタンが押せていなかったことに気付いた磯村勇斗。(※画像は、事務所の許可を得て配信時の画面を撮影し、視聴者コメントに加工を加えたもの)

磯村勇斗が、本日5月24日12時頃からインスタライブ配信を実施。その後半部分が、近藤啓介の監督・脚本による“放送事故風”のフィクションであることがわかった。

本日、プライベートのインスタライブとしては初めて顔出し配信を行った磯村。ファンとの交流を自由に楽しみ、締めコメントでまとめた彼だったが、配信終了ボタンが押せておらず室内の映像は映ったまま。気付いていない様子の磯村はそのまま母親に電話をかけ始め、「お母さん、コロッケ送ってくれた?」「『送って』って言ってからもう3日経ってんじゃんか」「シュウマイもエビフライもいらないから、コロッケだけでいいよもう!」「ハンバーグは……いる」とプライベートな会話を配信で約8000人にさらしてしまった。ファンからは「これやばいよね?」「誰か連絡してあげて」「コロッケ事件」と心配のコメントが殺到。しかし配信が本当に終了されると、磯村のInstagramに「監督・近藤啓介、出演 / 撮影・磯村勇斗」というクレジットが投稿され、後半の展開がフィクションであると明らかになった。

これは磯村が、「ウーマンウーマンウーマン」や「SHINPA the Satellite Series #2 在宅映画制作」の近藤とタッグを組んだ“インスタライブムービー”。外出自粛の呼びかけが広がる中、「俳優として何ができるのか」を考えた磯村が、実際のインスタライブをフィクションの世界につなげるサプライズ企画として制作した。この配信に前後の映像を追加した完全版が「コロッケを泣きながら」の題で、明日5月25日10時にBLUE LABEL公式YouTubeチャンネルで公開される。

この発表にあたり、2人からコメントが到着。磯村は「新たなジャンルとして挑戦する事に、俳優としての意味が問われる気がしました。この時世だからこそ生まれた発想であり、この期間は決して無駄な自粛期間ではないと感じました」と感想を述べる。そして近藤は「生配信からいきなり映画の世界に移行する。そんな悪戯を仕掛けました。現実から虚構に入れ替わる瞬間に気づかずに、生配信を見ていたあなたの時間も確実に映画の中の時間軸に含まれています」と視聴者にメッセージを送った。

磯村勇斗 コメント

現状の行動が制限された中で、俳優として自分は何を発信できるのかを考えていました。そこで近藤監督と出会い、何か短編で面白い事をしたいとなったところから企画が始まりました。
以前からネットライブで起こる生のハプニングや悲劇に興味があり、そこから発想を貰い、インスタライブで生のお芝居を作ったらどうなるのか?という実験的な試みをしてみようとなりました。
インスタライブというファンの方と身近に触れ合えるコンテンツを利用して、リアルタイムでファンの方と会話をしながら映画の世界、お芝居の世界へと導いていく。演劇でもなく、ドラマでも無い。新たなジャンルとして挑戦する事に、俳優としての意味が問われる気がしました。この時世だからこそ生まれた発想であり、この期間は決して無駄な自粛期間ではないと感じました。今、緩和ムードになってきましたが、この作品のようにまだ油断禁物です。

近藤啓介 コメント

生配信からいきなり映画の世界に移行する。そんな悪戯を仕掛けました。
現実から虚構に入れ替わる瞬間に気づかずに、生配信を見ていたあなたの時間も確実に映画の中の時間軸に含まれています。
どんな映画になるのか、やったことないことなので想像もつきませんが子供みたいにワクワクしています。
といっても僕は遠隔で見守るだけなのです。
自身のアカウントで配信して、キャリアを背負ってこんな危険なことにチャレンジする磯村くんの姿を観客と一緒に楽しみたいと思います。
最後に。世界が不安になったこの時間は色んなことを気づかしてくれる時間になりました。忘れません……

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