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「唐人街探偵」妻夫木聡、秋葉原で聖闘士星矢のコスプレ楽しむ「映画じゃないと無理」

ナタリー

「唐人街探偵 東京MISSION」公開直前イベントの様子。左から浅野忠信、妻夫木聡、鈴木保奈美、三浦友和。

中国映画「唐人街探偵 東京MISSION」公開直前イベントが本日6月24日に東京・アンダーズ東京で行われ、キャストの妻夫木聡、鈴木保奈美、浅野忠信、三浦友和が登壇した。

「僕はチャイナタウンの名探偵」シリーズの第3弾となる本作では東京を舞台に、中国、日本、タイの探偵たちが難事件に挑むさまが描かれる。ワン・バオチャンとリウ・ハオランが中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンを演じ、妻夫木が日本の探偵・野田昊、鈴木が美人双子姉妹の川村晴子と芳子、三浦がヤクザの組長・渡辺勝、浅野がエリート警視正・田中直己に扮した。

妻夫木は「こんなにも日本で遊んでくれたかと。暴れまくっていました」と本作の感想を伝え、浅野は「何も考えずに笑えて、観終わったあとには妙な懐かしさもありました。小さい頃に観ていたジャッキー・チェンの映画のようで、そういう映画に出られるのはうれしかったですね」と笑顔を見せる。鈴木は「カラフルでスピーディーではちゃめちゃ。何も考えずに笑えて楽しめる作品でした」と、三浦は「面白かったですよ。日本の大作の10倍ぐらいお金が掛かっているらしいです」と語った。

撮影中驚いたことを問われた妻夫木は「機材が見たことのないもので、プログラミング通りカメラが動くんです。借りるのに1日1000万円掛かるドローンも使ったんですが、散々撮ったわりにはあんまり本編で使っていなくて」と笑い、「監督が渋谷のスクランブル交差点を貸し切りたいと言い出したときは、それは無理でしょ(笑)って。でもどうしても撮りたいというので、1日、2日の撮影のために1億円以上かけて栃木の足利に渋谷のセットを作っちゃいました。規模感が日本とは違う。映画のためだったらいくらでもお金を使うぞという気概を感じました」と述懐した。

また浅野が「監督のパワーがすごい! 役者もやっていたので、監督がやったほうが早いんじゃないかなと思いました」と言うと、妻夫木も大きくうなずき「監督はまず演じて見せてくれるんです。俺がやるよりうまい。誰よりもわかっている監督がやったものを目指さないといけないんです(笑)」とコメント。続いて妻夫木は印象的な撮影地として秋葉原を挙げ、「プライベートではなかなか行ったことがなかったんです。完璧な聖闘士星矢のコスプレをして楽しかったです。あれだけのために伊賀大介さんがスタッフとして入ってる(笑)。コスプレをしてあそこまで堂々と歩けるのは映画の中じゃないと無理ですね」と笑みをこぼす。

最後に妻夫木は「こんな日本があるんだなという新しい発見がありました。映画館がまるで遊園地になったような感覚を味わえるエンタテインメント作品になったと思っています。劇場で、ダイナミックな画で観てほしいです」と呼びかけた。

チェン・スーチェンが監督と脚本を担当した「唐人街探偵 東京MISSION」は、7月9日より公開。

(c)WANDA MEDIA CO.,LTD. AS ONE PICTURES(BEIJING)CO.,LTD.CHINA FILM CO.,LTD “DETECTIVE CHINATOWN3”

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