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朝夏まなと・明日海りお・望海風斗の夢の競演も! 『エリザベート』ガラ・コンサート開幕

ぴあ

『エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』

4月5日(月)、大阪の梅田芸術劇場メインホールで、『エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』が開幕する。

今や、日本で上演されるミュージカルの中でも、有数の大ヒット作となった『エリザベート』。このウィーン発のミュージカルが日本で初演されたのは、1996年のことで、宝塚歌劇団雪組の当時のトップスター、一路真輝のサヨナラ公演だった。宝塚で上演されるに当たっては、潤色・演出を手がけた小池修一郎によって、主役が、ウィーン版のオーストリア皇后エリザベートから、男役が演じる黄泉の帝王トートに変わり、新たに付けられたサブタイトルと同名の、トートが歌う新ナンバー「愛と死の輪舞(ロンド)」も追加され、この“死”と人間の異色のラブストーリーは大評判をとる。

以来25年間、宝塚版だけでも、現在までに10バージョンを数え、宝塚を代表する人気ミュージカルとなった。2000年からは、男女のキャストによる東宝版も繰り返し上演されている。この間、宝塚OGによるスペシャル・ガラ・コンサートも、ウィーン初演から20周年の2012年、宝塚初演から20周年の2016年に開催され、3度目の今回は、宝塚初演25周年の節目を記念して開かれるものだ。演出は、小池修一郎と、2016年の宙組バージョンで演出に加わった小柳奈穂子が共同で手がける。

これまでも、配役を変えて何通りものバージョンが披露されてきたが、今回は、主要キャストが役をイメージした衣裳を着け、コンサート形式で上演する“アニヴァーサリーバージョン”と、出演者全員が扮装する“フルコスチュームバージョン”があり、さらに前者は、歴代出演者が競演する“ 25 周年バージョン”、上演当時のメンバーが出演する“花組・月組・雪組・星組・宙組の各組バージョン”、そして“スペシャルバージョン”に分かれ、多彩な組み合わせを楽しめるようになっている。

東京公演のみの“スペシャルバージョン”では、現在は雪組トップスターとしてサヨナラ公演中の望海風斗が、退団後の初仕事として、現役時代にはやっていないトートを初役で演じ、1幕のエリザベートは、新人公演で演じた夢咲ねね、2幕のエリザベートは、やはり初役となる明日海りおが演じるという、89期による夢の競演が実現する。

大阪公演は4月11日(日)まで。その後、4月17日(土)から5月5日(水・祝)までは、東京の東急シアターオーブで上演される。

なお、4月24日(土)、5月1日(土)・5日(水・祝)には映画館でのライブ中継、4月7日(水)・10日(土)・24日(土)、5月1日(土)・3日(月・祝)・5日(水・祝)にはライブ配信も予定されている。

文:原田順子

公演情報
『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽 :シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会
構成・演出・訳詞:小池修一郎
演出:小柳奈穂子

【大阪公演】
2021年4月5日(月) ~2021年4月11日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール

【東京公演】
2021年4月17日(土)~2021年5月5日(水・祝)
会場:東急シアターオーブ

ライブ配信&ライブ・ビューイング詳細・チケット情報
https://t.pia.jp/pia/events/elisabethgala25/

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