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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「SHISHAMO NO BEST ARENA!!! EAST」の様子。(撮影:河上良)

SHISHAMO、初のたまアリワンマン大成功「こんなに素敵な日をありがとう」

19/9/29(日) 21:36

SHISHAMOが昨日9月28日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで、ワンマンライブ「SHISHAMO NO BEST ARENA!!! EAST」を開催した。

6月にCDデビュー5周年を記念したベストアルバム「SHISHAMO NO BEST」をリリースしたSHISHAMO。そんな彼女たちにとって史上最大規模のキャパシティの会場での単独公演となった「SHISHAMO NO BEST ARENA!!! EAST」には、約1万3000人のファンが来場し、初期ナンバーから未発表の新曲まで詰め込みSHISHAMOのこれまでとこれからを示した3人のパフォーマンスを楽しんだ。

会場が暗転するとビジョンでは、SHISHAMOのキャリアをミュージックビデオやライブ写真でたどるオープニング映像の上映後、開演に向けて気合い入れをする3人の姿が映し出される。会場の期待が高まる中、おなじみのSEが流れるとステージにはSHISHAMOが登場。SEを断ち切るように宮崎朝子(G, Vo)がギターをかき鳴らしたのを合図に3人は「恋する」でライブをスタートさせた。爽快感あふれる「ねぇ、」をアリーナいっぱいに響かせたあと、SHISHAMOは骨太なギターサウンドが印象的なロックチューン「僕に彼女ができたんだ」を熱演。吉川美冴貴(Dr)が刻むパワフルなビートと松岡彩(B)によるダイナミックなベースラインが、宮崎のギターと歌を押し上げ、観客もハンドクラップで3人の演奏を盛り上げた。

宮崎が「すごい景色ですね」と言ったのをきっかけに3人は観客で埋め尽くされたアリーナを見回す。そしてスカパー!での全国中継でライブを観ているファンへもメッセージを送り、「きっとあの漫画のせい」で演奏を再開。無骨なバンドサウンドと宮崎のエモーショナルな歌声という、これぞSHISHAMOの真骨頂といったパフォーマンスで会場を魅了した。ライブ定番曲「タオル」では、観客たちが頭上でタオルを旋回。アリーナのいたるところでタオルが回される圧巻の光景に宮崎は「さいたまスーパーアリーナ……最高です!」と思わず声をあげ、アウトロでは松岡と一緒にアリーナに作られた花道を演奏しながら歩いた。

グルーヴィなサウンドで魅せる「BYE BYE」が終わると、宮崎は2人に「昨日の夜何してたの?」と質問。吉川は筋トレ、松岡は長風呂をしていたと明かし、宮崎は「私は曲を作ってたよ。えらいでしょ?」と胸を張った。10月13日発売のニューシングル「君の隣にいたいから」に収録される新曲「君の大事にしてるもの」では、宮崎が吐息混じりの色気のある歌声を響かせ、会場をムーディに彩る。その雰囲気を引き継いで披露された「夏の恋人」では、まだ暑さが残る今の時期にぴったりな歌がメロウなサウンドに乗せて届けられた。続いて演奏された「夢で逢う」は失恋ソング。歌詞に込められた張り裂けそうな思いを宮崎が情感たっぷりに歌い上げると、客席からは大きな拍手が湧き上がった。

「VIVA LA ROCK」の会場でもあるさいたまスーパーアリーナは、2014年から6年連続で出演してきたSHISHAMOにとってなじみのある会場。しかしワンマンは今回が初とあって、吉川と松岡はそれぞれその感慨を口にし、来場者への感謝の言葉を伝えた。短い幕間映像を挟み、センターステージに1人現れた宮崎は、スポットライトに照らされながら未発表の新曲をアコースティックギターの弾き語りで披露。全楽曲の作詞作曲を手がける宮崎の弾き語りという、SHISHAMOの真髄とも言えるパフォーマンスを観客は息を呑んで見守った。

宮崎のもとに松岡と吉川が集合すると、ここからはアコースティックセットのコーナーへ。3人は1曲ごとに向きの変わる丸いステージの上で、「熱帯夜」「恋」「ロマンチックに恋して」を普段と異なるアレンジと巧みなコーラスワークで届けた。花道を歩いてメインステージに戻ったSHISHAMOは「水色の日々」「ほら、笑ってる」を披露。恒例の吉川ソロMCコーナー「吉川美冴貴の本当にあった◯◯な話」では、自称“エゴサの鬼”である吉川の記憶に深く刻まれたツイートがビジョンを使って紹介され、会場に笑いが起こった。

縦横無尽にステージ上を動き回るアーティストにあこがれがあったという宮崎と松岡は、初のヘッドセットマイクを装備し吉川の待つステージへ。会場の至るところでスモークが吹き上がる中、3人はロッテ「爽」のCMソングとしておなじみの「OH!」で大合唱を巻き起こす。宮崎と松岡は続く「量産型彼氏」や「ドキドキ」でも花道やセンターステージでパフォーマンス。メインステージに1人残った吉川は会場全体を見渡しながら、豪快にリズムを刻んだ。

代表曲「君と夏フェス」でラストスパートをかけたSHISHAMOは、“君と”シリーズ第2弾「君とゲレンデ」を間髪入れずに演奏し、会場をさらなる盛り上がりへと導いていく。ラストの「明日も」が始まるとステージからメタリックテープが発射され、華やかなムードの中、本編は締めくくられた。

アンコールに応えてステージに舞い戻ったSHISHAMO。宮崎は「アンコールなのに、まだこの景色に慣れない。すごくいい景色です。ありがとうございます」と改めて1万3000人が集まったアリーナを見渡す。そして「発表があります!」と切り出すと、12月から2020年1月にかけてワンマンツアーを開催することをアナウンス。加えて2018年は台風の影響で実施できなかった神奈川・等々力陸上競技場での野外ライブ「SHISHAMO NO 夏MATSURI!!!」を、2020年8月9日に「SHISHAMO NO 夏MATSURI!!! ~おまたせ川崎2020~」として改めて開催することを発表した。

最後の挨拶で松岡は「私たちを観にこれだけの人が集まってくれていることがうれしい。みんなが楽しそうにしてくれているのを見て、私も楽しい気持ちでできました」と来場者に感謝。吉川も「この空間がSHISHAMOを好きな人だけで埋め尽くされる日が来たんだと思って本当にうれしかったですし、いまだに信じられないです。今日は『バンドをやっててよかったな』というのを本当に思いました。きっとまたこの先……来年8月9日にまた皆さんに会えたらきっと『バンドやってたよかったな』と思えるのかなと思います」とコメントした。

宮崎も2人と同じように「私はこの感謝の気持ちをどうやって伝えたらいいのか、どうやって伝わるのかを考えながらライブをしていました。本当にすごい景色なんですよ。みんなすごいキラキラしていて。こんな景色を見せてもらえるなんてバンドをやっていてよかったというか、今までちゃんとやってきてよかったと思えました」とファンへ感謝の気持ちを真摯に伝えたあと、「私はSHISHAMOの音楽としてリリースするものは全部いいものだと思って出しているものしかないんです。その自信を持てるのはみんなのおかげです。こんなに素敵な日をありがとうございます。またこんな素敵な景色を見れるようにがんばって参りますので、これからも付いてきてくれたら」と決意を述べた。最後にSHISHAMOはニューシングルの表題曲「君の隣にいたいから」を披露し、会場にはカラフルな風船が降り注ぐ。用意した全22曲を完走したSHISHAMOはセンターステージで手をつないでおじぎをし、名残惜しそうにステージを去った。

「SHISHAMO NO BEST ARENA!!! EAST」2019年9月28日 さいたまスーパーアリーナ セットリスト

01. 恋する
02. ねぇ、
03. 僕に彼女ができたんだ
04. きっとあの漫画のせい
05. タオル
06. BYE BYE
07. 君の大事にしてるもの
08. 夏の恋人
09. 夢で逢う
10. 新曲
11. 熱帯夜
12. 恋
13. ロマンチックに恋して
14. 水色の日々
15. ほら、笑ってる
16. OH!
17. 量産型彼氏
18. ドキドキ
19. 君と夏フェス
20. 君とゲレンデ
21. 明日も
<アンコール>
22. 君の隣にいたいから

SHISHAMO ワンマンツアー2019-2020

2019年12月1日(日)千葉県 千葉LOOK
2019年12月7日(土)北海道 Zepp Sapporo
2019年12月8日(日)北海道 Zepp Sapporo
2019年12月13日(金)愛知県 Zepp Nagoya
2019年12月14日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2019年12月18日(水)東京都 Zepp Tokyo
2019年12月19日(木)東京都 Zepp Tokyo
2020年1月3日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
2020年1月4日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2020年1月12日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2020年1月13日(月・祝)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2020年1月18日(土)宮城県 チームスマイル・仙台PIT
2020年1月19日(日)宮城県 チームスマイル・仙台PIT
2020年1月25日(土)東京都 Zepp Tokyo
2020年1月26日(日)東京都 Zepp Tokyo

SHISHAMO NO 夏MATSURI!!! ~おまたせ川崎2020~

2020年8月9日(日)神奈川県 等々力陸上競技場

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