三宅理恵は清澄な声でバロックから現代まで、様々な言語による幅広いレパートリーを歌う名ソプラノ歌手です。どの歌も清潔でチャーミング。しかも、聴く者の心をとらえて、深く感動させます。英語もドイツ語もフランス語もイタリア語も日本語もとても発音が美しく、言葉の美しさを存分に味わわせてくれます。 しかも、伴奏を務めるのはギターの松尾俊介。知的でありながらもロマンティックな音で歌に寄り添います。静かで心の奥にしみいる最高のリサイタルになることでしょう。 演奏されるのは、パーセル「ひとときの音楽」、ヘンデル「私を泣かせてください」、シューベルト「愛の使い」「セレナーデ」、ドリーブ「カディスの娘たち」、武満徹「小さな空」などです。