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岡本太郎、バシェの作品展示に、宇川直宏、蓮沼執太らも参加! 『大阪万博50周年記念展覧会』開催

ぴあ

20/2/16(日) 0:00

日本万国博覧会(大阪万博)風景 1970年

『大阪万博50周年記念展覧会 EXPO‘70 50th ANNIVERSARY EXHIBITION』が、天王洲エリア一帯と渋谷パルコにて、2月24日(日)まで開催されている。

1970年にアジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)。77の国と地域が参加し、国内外から6,400万人を超える来場者が訪れた。

そんな万博開催から50周年を記念して開催される同展は、万博のレガシーの再現とともに、継承(=バージョンアップ)を試みるもの。

岡本太郎らの当時の貴重な作品や資料をはじめ、万博協会が保管している大阪万博関連資料19万点の中から厳選した資料5,000点以上を展示。特に音の資料に関してはこれまで例がないほどの貴重な資料が公開されるほか、大阪万博に影響を受けたアーティストたちによる新たな作品も紹介される。

会場となるのは、天王洲のエリア一帯。T-ART HALL TERRATORIA、T-PASSAGE、T-LOTUS M、ボンドストリート、天王洲オーシャンスクエアを中心に作品が点在し、天王洲の街に万博の風景を重ねて観覧できるようになっている。

「T-ART HALL」では、岡本太郎のマスクや、フランソワ・バシェによる音響彫刻《勝原フォーン(修復)》が展示され、「ボンドストリート」「ボードウォーク」「T-PASSAGE」では、バシェの作品をモチーフに、蓮沼執太によって作られた音楽が響き渡り、「天王洲オーシャンスクエア」では、西野達によるバスをカットした巨大な作品が登場する。

また、「TERRATORIA」では、宇川直宏による、大阪万博の音のアーカイブ(演説や語り)とモミ玉がシンクロするマッサージチェアーを設置。一柳慧、小杉武久、松下真一による現代音楽とモミ玉&バイブレーションがシンクロするマッサージが体験できる。

すべての会場が入場無料となっているので気軽に足を運べるのも嬉しいところ。新たな「大阪万博」の開催まで後5年。50年前の「大阪万博」と、そのレガシーを今に受け継ぐ新たな作品をともに堪能してほしい。

【開催情報】
『大阪万博50周年記念展覧会 EXPO‘70 50th ANNIVERSARY EXHIBITION』
2月15日〜2月24日(日)T-ART HALL TERRATORIA、T-PASSAGE、T-LOTUS M、ボンドストリート、天王洲オーシャンスクエア、寺田倉庫など天王洲エリア一帯、渋谷パルコにて開催 ※2月17日(月)は休館

【関連リンク】大阪万博50周年記念展覧会 EXPO‘70 50th ANNIVERSARY EXHIBITION

岡本太郎
フランソワ・バシェ (c)Ana Sanchez Bonet-Courtesy Succession Brothers Baschet
日本万国博覧会(大阪万博)風景 1970年
日本万国博覧会(大阪万博)風景 1970年
日本万国博覧会(大阪万博)風景 1970年
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