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「ファーザー」アンソニー・ホプキンスが語る「父を演じただけなので簡単だった」

ナタリー

21/4/23(金) 11:00

「ファーザー」

「ファーザー」で主演を務めたアンソニー・ホプキンスのインタビュー映像が、YouTubeで公開された。

フランス人劇作家のフロリアン・ゼレールが自身の戯曲を映画化した本作。認知症になった父親アンソニーと、彼を介護する娘アンの姿が描かれる。ホプキンスが自身と同名で生年月日が同じアンソニー、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマンがアンを演じた。

役作りで自分の父を参考にしたというホプキンスは、インタビュー映像で「父は認知症ではありませんでしたが、最後の数週はその兆候が見えました」「死を恐れるあまりとても怒っていました」と語り「自分の父を演じただけなので簡単でした」と続ける。さらにホプキンスは、娘役のコールマンを「オリヴィアの演技は見事です。私の症状が進むほど彼女の絶望は深くなります」と絶賛。自身の引退について聞かれると「私はまだ引退する気はありません。私は老戦士ですからね、強くて生きる力がある」と回答する。「考えたり分析したりせずただセリフを覚えて演じます」と言うホプキンスは、自分のことを“暗記マニア”と称し「おかげで脳が衰えません」と話した。

なおホプキンスは、第93回アカデミー賞の主演男優賞に最高齢の83歳でノミネートされている。第74回英国アカデミー賞では史上最高齢で主演男優賞に輝いた際には、授賞式に出席せず、中継を観ずに絵を描いていたという。アカデミー賞授賞式が開催される日本時間4月26日は、家族とウェールズに滞在予定とのこと。

「ファーザー」は、5月14日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかでロードショー。

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