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「インディペンデントリビング」チラシビジュアル

自立生活目指す障害者追ったドキュメンタリー公開、鎌仲ひとみ初プロデュース作品

ナタリー

19/11/30(土) 22:02

障害当事者が運営する自立生活センターを舞台にしたドキュメンタリー「インディペンデントリビング」が、2020年春に東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

本作は「ミツバチの羽音と地球の回転」などで知られる鎌仲ひとみによる初プロデュース作品。自らも介助者として働く監督の田中悠輝が、家族のもとや施設を離れて自立生活を希望する人々の姿を3年にわたって追った。自由と引き換えにリスクや責任を負うことになる自立生活は、障害者にとって“命懸け”のチャレンジとなるが、壁にぶつかりながらも自ら決断し行動することで、彼らの生活は変化していく。

鎌仲は「自立って、一人で頑張ることじゃないんだ、ということをこの方たちから学びました。あちこち、不自由なことがあっても、人は心を自由にひらきながら生きることができるんです」とコメント。本作を「“自立生活運動”の現在をテーマにした作品」と紹介する田中は「これからが本当に『この運動の価値を伝える』段階になっていきます。より多くの方にこの映画を観てほしいと考えています」とメッセージを送った。

なお本作は、2020年1月11日より大阪・第七藝術劇場で先行上映される。

鎌仲ひとみ コメント

普通に暮らしていると、障害を持って生きている人たちに出会う機会があまりないような気がします。
あるいは無意識に見ないようにしている?
本作に出てくる人々は、障害があっても、一人で自由に暮らしたいと望みそれを実現したり、坂の途中だったり、またそのように望む障害者を支援する同じ障害者だったりします。世の中にある多種多様な生きにくさの一つと障害を捉えるなら、この人たちはとても身近に感じられるはずです。本作は、ほらこんなに頑張ってるよ、健気にやっているよ、ではなく、限りなく等身大に描いています。誰だって凸凹なんだから、障害者だってデコボコでいいじゃないか、と。この作品を観た後、どこかで障害者と出会ったら、気軽に声をかけたり、普通に話せたりできるかも、と思ってもらえたらいいなぁと思います。自立って、一人で頑張ることじゃないんだ、ということをこの方たちから学びました。あちこち、不自由なことがあっても、人は心を自由にひらきながら生きることができるんです。

田中悠輝 コメント

本作は“自立生活運動”の現在をテーマにした作品です。“自立生活運動”は、障害者が地域で暮らすために何が必要か、そのことを地域や社会に訴え続けて様々な法律や制度をつくってきた運動です。私も2016年よりヘルパーとして働き始め、この運動が持つ社会を変革する力や出会った人を元気にする場面を見てきました。その中で映画に出てくる人々に出会い、「この運動の価値を伝える映画をつくってほしい」と言われたことから映画製作をスタートしました。今回が私にとってはじめての作品です。経験や技術が足りないなか製作チームに助けられながら完成、そして劇場公開が決定しました。これからが本当に「この運動の価値を伝える」段階になっていきます。より多くの方にこの映画を観てほしいと考えています。

(c)ぶんぶんフィルムズ

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