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いま、最高の一本に出会える

『ミュージカル李香蘭』 撮影:荒井健

浅利慶太追悼公演『ミュージカル李香蘭』が開幕

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19/7/27(土) 0:00

7月27日(土)、『ミュージカル李香蘭』が、東京・浜松町の自由劇場で開幕する。昨年7月13日に亡くなった、劇団四季の創立者で演出家の浅利慶太氏を偲び、劇団四季と浅利演出事務所が交替で主催する、“浅利慶太追悼公演”の第4弾として上演されるもので、今回は、第1弾の『ユタと不思議な仲間たち』に続き、浅利演出事務所が主催。昨年、浅利氏が自ら演出した最後の公演でもある。

『李香蘭』は、李香蘭こと山口淑子さんの激動の半生を描いた『李香蘭 私の半生』を原作に、1991年1月、劇団四季のオリジナルミュージカルとして、青山劇場で初演された。山口さんは、ミュージカル化を承諾したものの、いっさい稽古場には出向かなかったが、初めて舞台稽古を垣間見た時、強い衝撃を受け、泣きながら家に帰ったと後に語っている。

この初演は大きな反響を呼び、2か月後には日生劇場に場所を移して凱旋公演が行われた。また翌年には、中国政府の招聘を受け、北京のほか、作品の舞台となった旧満州(現中国東北部)の瀋陽、長春、大連で公演し、1997年には、シンガポールでも公演を行なって高い評価を得ている。

音楽は、「津軽海峡冬景色」などで知られるヒットメーカー、三木たかし。実際に李香蘭が歌って大ヒットした「夜来香」や「蘇州夜曲」「何日君再来」を盛り込みながら、軍歌調あり、クラシックベースにカノンやフーガを使った曲あり、様々な音楽的表現を駆使し、全体的に、終演後、すぐに口ずさめるような、耳馴染みのいい曲に仕上がっている。

タイトルロールは、初演から28年間この役を演じ続けている野村玲子、狂言回し的役割を担う川島芳子には坂本里咲、香蘭と姉妹のように育った李愛蓮役は、昨年からこの役に入った樋口麻美が演じる。

文:原田順子

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