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二宮和也×三木孝浩『TANG タング』2022年公開 「公開を楽しみに待っていただけたら」

ぴあ

『TANG タング』 Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright (c) 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo (c)2022映画「TANG」製作 委員会

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二宮和也を主演に迎えた映画『TANG タング』の製作が決定し、2022年に公開されることが発表された。

原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。日本国内でもベストセラーシリーズとなっている。

ストーリーはゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井健が主人公。訳あって無職で人生に迷子中だ。ある日、健の家の庭に突然、記憶を無くした不良品ロボットが現れる。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング”と名乗った。この迷子同士の運命の出会いから、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開を開ける。

主役・春日井を演じるのが二宮だ。本作は彼にとって、国民的グループ・嵐の活動休止以降、初の主演映画となる。どの様な作品に仕上がるのかに期待したい。

<主演:二宮和也・コメント>
タングというロボットを通じて、ダメ人間が社会と向き合う。一見、特殊な形に見えますが、普遍的な友情物語だと思っています。引き続き、世の中が大変な状況下ではありますが、無事に撮影が終わり、ホッとしています。

個人的には監督の演出に応えられる様に必死についていった印象的な作品となりました。公開を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

<原作:デボラ・インストール コメント>
ワーナー ブラザース ジャパンによる『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の実写映画化は私にとって大きな喜びです。彼らがこの企画に向ける誠実さと熱意を感じ、私はこの映画が素晴らしい作品になることを確信しています。

特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。長年日本映画を見てきたファンのひとりとして、タングの物語がスクリーンで見られる喜びを、日本の映画ファンと共有できることを非常に楽しみにしています。

<監督:三木孝浩・コメント>
10万馬力があるわけでもなく4次元ポケットを持っているわけでもない何にもできないポンコツロボットのタング。でもそんなタングだからこそ、その眼差しから見える人間の世界の滑稽さ愛おしさを、二宮和也くん演じる同じく何にもできないダメ男・健との旅の中で感じられる様な作品にしたい。

昨今の邦画では類を見ない実写とCGキャラクターの融合した世界は、チャレンジングな企画であり、新たな可能性を感じる作品でもあります。他者への不寛容が肥大しつつある今だからこそこの荒唐無稽で大胆な物語が、どこかおおらかで他者そして自分自身を受け入れる勇気をちょっとだけ与えてくれるような映画になってくれればと願っています。健とタングの珍道中、ぜひお楽しみに!

<プロデューサー・田口生己・コメント>
――実写化の理由
2016年に原作小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』に出会い、この愛おしい物語に強く強く惹かれました。そして、ポンコツだけど、無限の可能性を秘めたタングがスクリーンで活躍する姿を誰よりも観てみたいと思いました。笑いあり、冒険あり、涙あり、宝箱のような映画にしたいと考えています。この映画で健とタングの間に起こったような友情や、つながりの価値について考えてもらえれば嬉しいです。

――二宮の起用について
どんな難役とも向き合い、数々の作品で観客を魅了してきた、まさに日本を代表する俳優二宮さん。そんな二宮さんが未来の世界でロボットを相手に冒険に出るという、主人公の健を演じていただけたら、とんでもない化学反応が起きるのではないか、そんな期待を持ってオファーさせていただきました。今作品を一緒に作れるこの機会にとても興奮しています。

『TANG タング』
2022年公開

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