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NiziU、プレデビュー以降のめざましい躍進ぶり グループとしての結びつきも確かなものに

リアルサウンド

20/7/27(月) 12:00

 TWICEなど人気K-POPグループを擁するJYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメントによる日韓合同プロジェクト「Nizi Project」で結成された9人組グローバルガールズグループ・NiziU。11月の本デビューに先駆けたプレデビューミニアルバム『Make you happy』の発表から約1カ月が経過したいま、彼女たちによる躍進は早くも世間の耳目を集めている。

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 自然な表情やフリースタイルダンス、コミカルな演技で9人それぞれの個性が放つ輝きが表された「Make you happy」MVは6000万回再生を達成、同曲内で印象を残す“縄跳びダンス”は同事務所の先輩であるTWICEミナをはじめ、小嶋陽菜、kemio、また具志堅用高と様々な有名人からカバーされTikTok国内楽曲ランキングではTOP3に名を連ねる(参照:Billboard JAPAN)など、その影響力の大きさはプレデビュー段階のグループとは思えぬほどで、メンバー本人たちからも「私たちも想像していなかったくらい沢山の方に(MVを)見ていただいたので、心の底から嬉しい(MAKO)」と喜びの声が上がっていた。

 またアルバムやMVリリース後も「Make you happy」韓国語バージョンのパフォーマンスビデオや、同曲披露時にファンによって行われる曲中の掛け声を本人たちが実演するガイド映像など彼女たちから続々と届けられるコンテンツは、ファン側も参加することのできるインタラクティブ性に富んだK-POPカルチャーの魅力が反映されている。

 なかでもデビュー後のサインをファン投票によって決定するイベント『NiziU official autograph event』は、リーダーMAKOが「やっぱりサインって憧れじゃないですか。小さい頃から芸能人の方々の真似をして書く練習をしていました」「WithU(NiziUファンの通称)の皆さんが選んでくださったら、そのサインをもっと好きになると思います」と語るように、メンバーとファンそれぞれが本デビューに込めた大きな期待を共に育んでいくような試みと言えるだろう。

 現在は韓国でボーカル・ダンス・韓国語のレッスンを重ねながら共同生活を送る9人だが、先日放送された『スッキリ』(7月24日放送/日本テレビ系)の独占インタビューでは、グループとしての道を共に歩み始めた彼女たち一人ひとりにおける関係性の深まりが垣間見られた。

 番組内では、メンバーが共同生活を送る宿舎において二段ベッドの上か下かを取り合っている(それぞれが下の段を狙う)といった微笑ましいエピソードが披露されたほか、週1回の掃除当番を決めるあみだくじが行われており、また宿舎内で虫が出たときはMIIHIが率先して退治役を買って出るなど、レッスンだけでなく日々の暮らしにおいても協力がはかられていることが明かされていた。

 なかでも特に印象的だったのは“最近ハマっていること”を問われた際、「みんなで料理を作って食べること」「お休みの日は協力して食事を作っています」という声がメンバーから上がっていたことである。

 思えば『Nizi Project』オーディション内のチームバトル評価においても、MAKO、MAYA、RIOが互いの結束を深めるためMAKOが手作りハンバーグをふるまい、MAYA、RIOがサイドディッシュの用意を手伝うシーンがあったが、晴れてデビューが決まりNiziUとなってからも様々な局面で力を添え合いながら互いを知り、チームワークを高めていく現在の彼女たちの姿があるように思えた。

 『スッキリ』インタビュー後には、NiziUデビューまでの軌跡がメンバー本人たちのロングインタビューによって語られる『NiziU 9 Nizi Stories』が7月30日よりHuluにて独占配信されることがアナウンスされており、今後も彼女たちの持つ魅力の新たな側面が明かされていくことが予測される。

 日々のレッスンに励むとともにグループとしての結びつきも確かなものにする9人が、11月の本格デビューでみせるグループとして一体となった姿に今から期待が高まるばかりだ。(菅原 史稀)

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