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岡田准一主演『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』3つのポイントを解説! 新場面写真と最新スポット映像も公開

ぴあ

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 (c)2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

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岡田准一主演、6月18日(金)より公開される映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』。本記事では本作の見どころを3つのポイントから解説する。また新場面写真と最新スポット映像も公開となった。

本作は、2019年6月21日に公開され、累計130万人以上を動員した大ヒット作『ザ・ファブル』の続編。南勝久による人気同名コミックを原作に、佐藤アキラという偽名を使い一般人のフリをしてデザイン会社・オクトパスでバイト暮らしをしている伝説の殺し屋“ファブル”の物語を、世界基準のアクションと笑い、そして豪華キャストで送り出す。

2014年に連載がスタートし、累計発行部数900万部を突破する超人気コミック『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガ KC」刊)。2017年には講談社漫画賞一般部門も受賞し、”今一番面白いマンガ”と称され、前作に引き続きシリーズ第2弾となる本作に出演している佐藤二朗も出演オファーがある前に「あまりに面白かったので、ツイートしようと思った」とコメントするほど、熱狂的なファンが多数いる人気作だ。

原作で“一番泣ける”と言われるエピソードを実写化した本作。今回は、ファンからも特に評価の高い「宇津帆編」の見どころを紹介する。

<見どころ1>
かつて救えなかった少女との再会が伝説の殺し屋を変える!?

どんな相手も6秒以内に仕留める伝説の殺し屋・ファブル(岡田准一)は、殺しを封じて一般人として1年間暮らすことをボス(佐藤浩市)から命じられ、殺し屋を休業中。佐藤アキラという偽名を名乗り、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹のフリをして”普通”に生きることを目指しているが、常にポーカーフェイスで感情を見せず、普通とは程遠い一般人生活を送っている。

しかし本作を「ファブルにとって変化のある回」と称した岡田の言う通り、4年前のある事件でかつて救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)との再会をきっかけにファブル自身に変化が起きる。本シリーズを語る上でも最重要なエピソードであること必至だ。

<見どころ2>
ファブル因縁の敵・宇津帆はただの悪役ではない?!彼なりの正義が描かれる!

かねてより「『ザ・ファブル』は敵役(が重要)なんですよね。敵役が面白いからこそ映画として成立するお話」と語っている岡田。本作より登場する最狂の敵・宇津帆(堤真一)は、表向きでは子供たちを危険から守るNPO団体の代表として活動しているが、裏では緻密な計画で若者を殺す残虐な男である。彼は凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)とともに、ある理由からファブルへの<復讐>に燃えていた。

平気で人を騙す悪人ではあるが、実は宇津帆にも正義があり、その人間らしい部分が観客の心を揺さぶる。堤も「悪党を演じよう、という気持ちではなかったです。表の顔、裏の顔と分けて考えるのはやめようと思い、表の顔は宇津帆の正義といいますか、そんなに悪いことではない、もしかしたら正しいことをしているのでは、という思いがベースにありました」と語り、原作者の南勝久は「原作よりも、さらに人間味が溢れていた」と讃えている。ただの単純な悪役ではない彼の思いにも注目である。

<見どころ3>
ヒナコの壮絶な過去、それでも前を向く姿に心打たれる!

4年前のある事件で足を悪くし、歩けなくなってしまった少女・ヒナコは、同時に両親をも殺害されるという壮絶な過去を抱えていた。その後、宇津帆に引き取られ復讐だけを生きがいに過ごしていたが、公園でリハビリをしていた際に「歩けるようになる…」と佐藤アキラ(ファブル)から声をかけられる。この再会をきっかけに、徐々に<希望>を夢見て深く閉ざしていた心に変化が。

ヒナコの壮絶な過去、そして一生懸命に再び自分の足で一歩踏み出そうとする姿は、心打たれる名シーン。「アクションはもちろんすごいのですが、ヒナコや宇津帆といった人間達の複雑な絡み合いの面白さ……人間ドラマの部分がすごく深く描けている実感があります!」と自信を見せる江口カン監督が描く、すべてがパワーアップした本作。“1番泣ける”と必見のドラマにも期待したい。



映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
6月18日(金)公開

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