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乃木坂46鈴木絢音が謎の転校生に、舞台「六番目の小夜子」総監督は鶴田法男

ナタリー

舞台「六番目の小夜子」イメージビジュアル

鈴木絢音(乃木坂46)が主演を務める舞台「六番目の小夜子」が、来年1月7日から16日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。

これは、恩田陸の小説「六番目の小夜子」を、映画「ほんとにあった怖い話」「リング0~バースデイ~」「おろち」などのホラー作品を手がけてきた鶴田法男が総監督を務め、小林雄次が脚本、井上テテが演出を手がけ舞台化するもの。劇中では、“サヨコ伝説”という不思議な言い伝えのある高校を舞台に、謎の転校生・津村沙世子を中心にした物語が展開する。沙世子役を鈴木が担うほか、出演者には尾碕真花、高橋健介、熊谷魁人、山内瑞葵(AKB48)、飛葉大樹、仲美海、大原由暉、志田こはく、花崎那奈、緑谷紅遥、山本涼介、森下能幸が名を連ねている。

鶴田は「高い演技力で評価を得る乃木坂46の鈴木絢音というたぐいまれな才能を主演に迎えることができた」と鈴木を絶賛しつつ、上演に向けて「コロナ禍でコミュニケーションが希薄になった現在だからこそ、人々の関係性から生まれる『都市伝説』をテーマに、この優れたジュブナイル小説を舞台化する意義は大きいはずだ。どうぞ『六番目の小夜子+Jホラー+舞台劇』の新しい恐怖を劇場で体感してください」とコメントした。チケットの一般販売は12月4日10:00にスタート。

鶴田法男コメント

日本を代表する作家、恩田陸さんのデビュー作「六番目の小夜子」をJホラー演出で舞台化できないかと依頼を受けた。米国や中国にも呼ばれてホラー映画を作ってきた自分だが、舞台は初挑戦で不安になる。

だが、高い演技力で評価を得る乃木坂46の鈴木絢音というたぐいまれな才能を主演に迎えることができた。その他、スタッフ、キャストも優秀な演劇人、舞台経験者が参加することになった。これなら大丈夫と自信が持てた。

今、時代を怯えさせるのは「幽霊」、「妖怪」をも呑み込む「都市伝説」の恐怖だと思う。

小説「六番目の小夜子」が時を経ても高い人気を誇るのは、とある学校で3年に1度甦る「サヨコ伝説」という都市伝説を描いた先見性にあったに違いない。そして、コロナ禍でコミュニケーションが希薄になった現在だからこそ、人々の関係性から生まれる「都市伝説」をテーマに、この優れたジュブナイル小説を舞台化する意義は大きいはずだ。

どうぞ「六番目の小夜子+Jホラー+舞台劇」の新しい恐怖を劇場で体感してください。

舞台「六番目の小夜子」

2022年1月7日(金)~16日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

原作:恩田陸「六番目の小夜子」(新潮文庫)
総監督:鶴田法男
脚本:小林雄次
演出:井上テテ
出演:鈴木絢音(乃木坂46) / 尾碕真花、高橋健介 / 熊谷魁人、山内瑞葵(AKB48) / 飛葉大樹、仲美海、大原由暉、志田こはく / 花崎那奈、緑谷紅遥 / 山本涼介 / 森下能幸

(c)1998 恩田陸/新潮社 (c)舞台「六番目の小夜子」製作委員会

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