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吉沢亮×杉咲花W主演作「青くて痛くて脆い」に岡山天音、松本穂香、清水尋也ら出演

ナタリー

20/4/15(水) 5:00

「青くて痛くて脆い」追加キャスト。上段左から岡山天音、松本穂香、清水尋也、森七菜。下段左から茅島みずき、光石研、柄本佑。

吉沢亮と杉咲花がダブル主演を務める「青くて痛くて脆い」の追加キャストと主題歌が明らかになった。

住野よるの同名小説をもとにした本作は、人付き合いが苦手な大学生・田端楓と、空気の読めない発言を繰り返し周囲から浮いている秋好寿乃の物語。ひとりぼっち同士の2人は「世界を変える」という目標を掲げた秘密結社サークル“モアイ”を作るが、秋好は“この世界”からいなくなってしまう。やがてモアイは、ただの意識高い系就活サークルに変貌。秋好が叶えたかった夢を取り戻すため、楓は“モアイ奪還計画”を企てる。楓を吉沢、秋好を杉咲が演じた。

このたび出演が明らかになったキャストは7名。楓のアルバイト仲間・前川董介を岡山天音、董介が所属するゼミの後輩でありモアイの幽霊部員・ポンこと本田朝美を松本穂香が演じる。積極的に社会人や企業へ媚びを売るモアイ幹部・テンこと天野巧役で清水尋也、楓と秋好がモアイの活動をしていたときに知り合った不登校の少女・西山瑞希役で森七菜が出演。楓のバイトの後輩でモアイに加入する川原理沙を茅島みずき、西山が通う学校の担任・大橋を光石研、外部からモアイの発展に貢献した脇坂を柄本佑が演じた。

主題歌は、原作のテーマソング「もっと光を」も手がけたBLUE ENCOUNTの「ユメミグサ」に決定。住野たっての希望で実現した。BLUE ENCOUNTの田邊駿一は2年前に行われた自身のライブを住野が訪れたときのことを回想しつつ、「先生はこれまで様々な形の『青』を描いてこられたと思っています。しかし今回の『青』には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした」と語っている。

ドラマ「高嶺の花」の狩山俊輔が監督を務めた「青くて痛くて脆い」は、8月28日より全国ロードショー。なお本日8時に、本作の特報映像がYouTubeで解禁される。

田邊駿一 コメント

「『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!」
2年前の僕らのライブ終了後、
楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。
「くてくて」とは「青くて痛くて脆い」のこと。
僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまで様々な形の「青」を描いてこられたと思っています。
しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。
青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな「くてくて」の虜になった僕は、
2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。
この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。
僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。
住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。

(c)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

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