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「America」の音に乗せたミュージックシーンが スティーブン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』新映像公開

ぴあ

『ウエスト・サイド・ストーリー』 (c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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スティーブン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が12月10日(金)に公開される。この度、本作より新映像が解禁となった。

世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。物語の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。

特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。

今回解禁された新映像は、華やかなダンスシーンが中心となっている。始まりは、ダンスホールでの情熱的な場面。プエルトリコ系移民「シャークス」のリーダー・ベルナルドの恋人であるアニータの掛け声を合図に、ラテン系の陽気な音楽が軽快に流れ出し、ダンスホールは熱狂に包まれる。



そんな中、運命的な出会いを果たしたトニーとマリア。周囲の反対をよそに惹かれ合っていくふたりが、非常階段で手を取り合う様子も描かれている。特に印象的なのは、終盤でアニータやベルナルドを中心とした「シャークス」のメンバーたちがウエスト・サイドの街へと飛び出し、エネルギッシュにダンスを踊るミュージカルシーンだ。

これまで数々の名作で人々を魅了してきた巨匠スピルバーグ監督の手腕が光る、圧巻の映像となっている。美しい映像とともに紡がれる新たな『ウエスト・サイド・ストーリー』への期待が止まらない。

物語の舞台であり象徴「アメリカ」を歌い上げた楽曲『America(アメリカ)』や『ウエスト・サイド・ストーリー』と言えば、レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)の最強タッグが手掛けた、作品を彩る名曲の数々。これまで解禁されてきた映像では『Somewhere(サムウェア)』や『Tonight(トゥナイト)』の一部を聴くことができたが、雰囲気ががらりと変わった新映像では、アップテンポなダンスナンバー『Mambo(マンボ)』と『America(アメリカ)』が初解禁されている。

躍動感たっぷりのダンスシーンとともに流れる新生『America』は、プエルトリコ系移民の「シャークス」のメンバーが、異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえる楽曲だ。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマを持つ本作の、華やかな一面を歌い上げている印象的なナンバーと言えるだろう。

幼い頃から本作の映画化を夢見ていたスピルバーグ監督が「私はクラシック音楽に囲まれて育ち『ウエスト・サイド・ストーリー』は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と明かすように、巨匠監督をも虜にした楽曲のひとつとして長年愛され続けてきた『America』。思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディーがより、まだお披露目されていない名曲への期待感を高めてくれるはずだ。

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』
12月10日(金)公開

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