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「37セカンズ」HIKARIが新藤兼人賞の金賞獲得、銀賞は内山拓也

ナタリー

20/11/24(火) 12:00

「37セカンズ」ポスタービジュアル (c)37Seconds filmpartners

2020年度新藤兼人賞の受賞者が発表され、「37セカンズ」で監督を務めたHIKARIが金賞を獲得した。

1996年に設立された新藤兼人賞は、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーたちの観点から、将来性のある新人監督を選出する映画賞。「37セカンズ」では出生時に37秒間呼吸が止まっていたことにより、脳性まひとなった女性の成長が描かれている。

銀賞には、高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木に思いを馳せる俳優志望の青年を主人公にした「佐々木、イン、マイマイン」の内山拓也が選ばれた。優秀な作品に貢献したプロデューサーや企画者をたたえるプロデューサー賞は「スパイの妻(劇場版)」の岡本英之、高田聡、山本晃久に贈られる。

授賞式は12月4日に東京・如水会館で開催。

2020年度新藤兼人賞 受賞結果

金賞

HIKARI「37セカンズ」

銀賞

内山拓也「佐々木、イン、マイマイン」

プロデューサー賞

岡本英之、高田聡、山本晃久「スパイの妻(劇場版)」

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