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実写映画「夢幻紳士 人形地獄」の予告公開、加藤雅也や犬童一心がコメント寄せる

ナタリー

21/4/27(火) 17:00

「夢幻紳士 人形地獄」新場面写真

「夢幻紳士 人形地獄」の予告がYouTubeで解禁された。

高橋葉介のマンガをもとに、2018年に製作された実写映画「夢幻紳士 人形地獄」。本作の舞台は、昭和初期の日本だ。他人の心を視たり、自由に夢を見せることができる探偵・夢幻魔実也(むげんまみや)が、暗示によって自らを人形と思い込む少女・三島那由子を助けるため奔走するさまが描かれる。皆木正純が魔実也、横尾かなが那由子を演じた。映像には魔実也が舌を見せるシーンや、和室に人形がずらりと並ぶさまが収められている。

さらに加藤雅也、犬童一心ら7名のコメントがこのたび到着。加藤は「林海象監督の『夢見るように眠りたい』を思い出した」、犬童は「古く、美味い酒に目を閉じたような時間が心地よい」と述べている。そのほか詳細は下部に記載した。

林海象企画のネットシネマ「探偵事務所5」シリーズに参加した海上ミサコが監督を務めた「夢幻紳士 人形地獄」は、5月22日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。キャストには岡優美子、龍坐、紀那きりこ、杉山文雄も名を連ねる。

※「夢幻紳士 人形地獄」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

加藤雅也(俳優)コメント

林海象監督の「夢見るように眠りたい」を思い出した。
世界観がとても好きだ。
こういう世界観の作品を作り続けてほしい。

いしかわじゅん(漫画家・小説家)コメント

夢から醒めたくない

犬童一心(映画監督)コメント

いつしか夢とうつつの往復に惑わされ、陶然と映画の世界に立っている。 古く、美味い酒に目を閉じたような時間が心地よい。それはかつて夢中になった高橋葉介の世界だった。

上西雄大(俳優・脚本家・監督)コメント

この世界感の構築力に心躍りました。
予想は全て外された表現にまるで迷子の如く
この作品に閉じ込められました。
海上監督 貴方の心はまるで異国の知らない街に咲く花のようだ。

井土紀州(脚本家・映画監督)コメント

人間を人形にしてしまいたい、という倒錯した欲望。この映画を貫くモチーフは、俳優を人形のように操りたいという“演出”のヤバさを思い起こさせ、ぞっとさせる。

四方田犬彦(映画誌・比較文学研究)コメント

魂を奪う。魂を覗き込む。これは身の毛もよだつ物語である。サンドイッチというのはキュウリ一本でも、ハム一枚でもできるものだが、ものすごく具沢山のサンドを食べたという感じになった。夢幻紳士は半分、ブラックジャックみたいで面白い。

内藤誠(映画監督)コメント

昭和初期の時代色のある美術の趣味がよく、人形の怖さも出ていました。スタッフとキャストの手造りの一体感がありました。

(c)高橋葉介・早川書房・ビーチウォーカーズコレクション

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