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日本科学未来館にて東日本大震災を振り返る特別企画『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』3月6日より開催

ぴあ

21/2/18(木) 18:00

『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』

東日本大震災から10年という節目の年となる2021年。震災の教訓を未来へ伝えるために、“震災の記憶”、“その後の人々が生んだ絆”、 “未来への課題”の3つをテーマに掲げた特別企画『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』が日本科学未来館にて開催される。

展示は3つのゾーンによって構成。まず「ZONE1」では、地震発生から72時間のNHKニュース映像を時間を追って公開。さらに、震災で失われた街や集落を全国の建築学生の協力により1/500サイズの模型で復元するプロジェクトの紹介や、東京電力福島第一原子力発電所の事故の記録とその影響を、避難者の証言などを交えて紹介するコーナーなどで、震災発生当時の状況を追体験し、あのとき、何が、どのように起こったのかを見つめ直す。

地震発生から72時間 ©NHK
東日本大震災復興支援「失われた街」模型復元プロジェクト

「ZONE2」では、NHK復興支援ソング「花は咲く」や「SEIMEI」の演技で着用した羽生結弦選手の衣装や、復興支援チャリティーの一環としてネットオークションに出品されたレディー・ガガの直筆サインとメッセージが記されたティーカップといった復興にまつわるストーリーをもった品々や、復興のあゆみを社会の出来事を交えたニュース映像で東北の10年におよぶ復興のあゆみを振り返る。

羽生結弦選手 ©NHK
レディー・ガガさんのティーカップ

最後の「ZONE3」では、毎年のように国内各地で頻発する自然災害や、それに伴う複合災害時に迫られる様々な選択を仮想空間で体験できるコーナーや、新たな避難所の形など、これからの防災について考えていく。

防災クロスロード(イメージ) 監修:矢守克也(京都大学防災研究所) ※「クロスロード」はチーム・クロスロードの著作物で登録商標です。
飛沫感染防止用テント 提供:流山市

大きな自然災害が頻発し、首都直下地震などの発生も懸念され、さらにコロナ禍により避難行動の変容も迫られている昨今。東日本大震災の記憶と改めて向き合い、今、私たちに必要な防災や減災について考え直す好機となるだろう。

【開催概要】
特別企画『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』
会期:3月6日(土)~3月28日(日) ※3月9日(火)、3月16日(火)は休館
時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)  ※入場無料・事前予約制
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
公式HP:www.nhk.or.jp/event/art2020/

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