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藤原竜也「頼りがいあるお兄ちゃん」と椎名桔平を賞賛、「レインマン」開幕

ナタリー

18/7/20(金) 11:37

舞台「レインマン」より。(撮影:神ノ川智早)

藤原竜也と椎名桔平がW主演する舞台「レインマン」が、本日7月20日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。

本作は、1988年に公開されたアカデミー賞主要4部門受賞映画「レインマン」の舞台版。2006年に日本で初めて舞台化され、08年にはロンドンのウエストエンドで、ダン・ゴードン脚本により新たに公演が行われた。今回はそのウエストエンド版を、松井周の上演台本・演出により上演する。

本作の物語の始まりはロサンゼルス。事業に失敗して破産寸前となったチャーリーのもとに、自分を勘当した父親の訃報が届く。莫大な遺産すべてが自分のものになると期待して帰郷したチャーリーだったが、財産を受け取るのは、いるはずのない兄・レイモンドだと聞かされる。チャーリーはなんとか財産を手に入れようと、自閉症でサヴァン症候群のレイモンドを施設から連れ出すことを決意するが……。

弟・チャーリー役を演じる藤原は稽古を振り返り、「松井周さんは、演技の細部にまでアドバイスを与えてくださる方で、僕にとっての新たな引き出しを授けてくださいました。感謝しています」と述べる。続けて「頼りがいあるお兄ちゃんの様な存在で現場を引っ張ってくれる椎名桔平さんと共に、“レイモンド&チャーリー兄弟”の関係を構築してきたつもりです。本番も、この勢いで頑張ります!」と意気込みを語った。

06・07年の日本上演版でチャーリー役を務め、今回は兄・レイモンド役を演じる椎名は「藤原竜也くんと共に兄弟を演じる、僕にとって3度目の『レインマン』。多種多様な『レインマン』があっていいと考え、今回その新しい形に出会えた様に感じています」とコメント。さらに「今の自分が演じる“レイモンド”という人物像を、日々の稽古で作ってきました。実際にサヴァンの方にお会いすることが出来た事も大きな糧になりました。家族の喪失と兄弟の再会の物語において、様々な問い掛けに直面する登場人物と一緒に、お客様も自問自答しながら“道行(みちゆき)”を味わっていただければ」と観客に呼びかけた。

上演時間は途中休憩15分を含む約2時間45分。東京公演は8月4日まで行われ、その後、静岡、福岡、大阪、宮城、愛知で上演される。

舞台「レインマン」

2018年7月20日(金)~8月4日(土)
東京都 新国立劇場 中劇場

2018年8月7日(火)・8日(水)
静岡県 三島市民文化会館 大ホール

2018年8月11日(土・祝)・12日(日)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

2018年8月14日(火)・15日(水)
大阪府 メルパルク大阪 ホール

2018年8月18日(土)・19日(日)
宮城県 名取市文化会館

2018年8月22日(水)・23日(木)
愛知県 御園座

脚本:ダン・ゴードン
上演台本・演出:松井周

キャスト

チャーリー・バビット:藤原竜也
レイモンド・バビット:椎名桔平

スーザン:安蘭けい

マーストン医師 ほか:横田栄司
娼婦のアイリス ほか:吉本菜穂子

ブルーナー医師:渡辺哲

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