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劇プレ「ディペンデントデイ」開幕、株元英彰「いろんなことに初挑戦」

ナタリー

18/8/2(木) 17:21

劇団プレステージ 第13回本公演「ディペンデントデイ~7人の依存症~」より。

劇団プレステージ「ディペンデントデイ~7人の依存症~」が、昨日8月1日に東京・CBGKシブゲキ!!で開幕。これに先駆けて、同日、公開ゲネプロが行われた。

劇団創設時に多くの作品を手がけた森ハヤシが脚本を務め、劇団メンバーの風間由次郎が演出を担当する本作は、孤島にある依存症更生施設・そえぎの森を舞台とした“ハイスピードアクションコメディ”。そえぎの森では、ギャンブル依存症(坂田直貴)、ゲーム依存症(石原壮馬)、買い物依存症(長尾卓也)、コンビニでのアルバイト依存症(太田将熙)といったさまざまな人間が、更生を目指して生活していた。施設の職員(原田新平)に案内され入所した荒木大地(株元英彰)と後輩の飯田和臣(岩田玲)は、突然施設を占拠し、大臣の野村海星(向野章太郎)に脅迫メールを送り付ける。

ゲネプロ後の取材会には、株元、石原、太田、岩田が登壇。約1年ぶりとなる劇団本公演について石原は、「演出が(風間)由次郎さん、演出助手が(向野)章太郎さんなので、劇団員みんなで作ったという感じがすごくあります。14人で、若手でもこんなに面白いものが作れるというところを見せられたらいいなと思って演じています」と意気込みを語る。

主演の株元が、「今井(隆文)さんや猪塚(健太)さんなどが演じていた主演のポジションを僕が今回やらせてもらうということで、チャレンジングな公演になると思います。そのへんにもぜひ注目してもらいたいです」とアピールすると、岩田は「本公演と本公演の間が1年間空くことはなかなかないんですけど、1年間の中でそれぞれがいろんな仕事をやらせていただいて、その成果を本公演で発揮するというのが劇団プレステージの最初の目標だったと思うので、少しずつできているなと僕は思います」と自信をのぞかせた。

本作の見どころについて太田は「依存症がテーマになっているんですけど、深いようで深くなかったり、深くないようで深かったりと、どなたにも楽しんでもらえる作品になりました。今回“ハイスピードアクションギャグコメディ”となっていますが、ハイスピードがどんなものなのかに衝撃を受けると思います。作品に賭ける僕たちの熱い思いをぜひ観ていただければ!」と観客に呼びかける。さらに石原はアクションシーンについて触れ、「武術的な戦いをする人もいれば、気持ちで戦う人もいるので、今回“戦い”というところは大きな見どころになっていると思います」と語った。

「自身の中に“依存症”を感じる部分はあるか?」という質問が飛ぶと、株元は「いて当たり前の存在には知らない間に依存するんだなと改めて感じました。そのもの自体に魅力がないと(依存するのは)無理だと思うので、そういう存在に僕たちはならないといけないと思います」と回答。太田は「ファンの皆さんです。こうやって舞台ができるのも、来てくれる方がいてくださってのこと。今回、毎日稽古のあとにツイキャスを(岩田)玲くんと長尾卓也さんの3人でやらせてもらっていたんですけど、そのときに『楽しみにしてるよ』とか『チケット買ったよ』というコメントをもらって、本当に支えられているなっていうのを改めて感じたので、いい作品にして、絶対後悔させないものにしようと改めて思いました」と感慨を語った。

最後に株元は「劇団プレステージとしては、アクションも殺陣も、いろんなことに初挑戦した舞台となっています。1人ひとりに見どころのある作品になっていますので、ぜひ渋谷に来て劇団プレステージの舞台を観て、少しでも涼んで笑っていただけたらなと思います。渋谷で待ってます!」と会見を締めくくった。公演は8月12日まで。

劇団プレステージ 第13回本公演「ディペンデントデイ~7人の依存症~」

2018年8月1日(水)~12日(日)
東京都 CBGKシブゲキ!!

脚本:森ハヤシ
演出:風間由次郎
出演:石原壮馬、岩田玲、太田将熙、大村まなる、風間由次郎、株元英彰、小池惟紀、向野章太郎、坂田直貴、秀光、園田玲欧奈、高頭祐樹、長尾卓也、原田新平

※高頭祐樹の「高」ははしご高が正式表記。

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