漫画家・吉田秋生による名作の舞台化発表後、国内のみならず海外からも大きな反響を呼んだ「『BANANA FISH』The Stage -前編-」の第2弾キャストが発表された。

連載開始から35年以上を経ても色あせることなく愛され続ける不朽の名作『BANANA FISH』は、ストリートギャングのボスであるアッシュ・リンクスと、カメラマン助手として日本からアメリカに来た奥村英二の深い友情と絆を描いた作品だ。W主演を務める水江建太がアッシュを、岡宮来夢が英二を演じることが先日発表されたが、今回はふたりを取り巻く“くせ者”揃いの登場人物たちを演じるキャストが公開となった。

まずは元警官のジャーナリストで、アッシュを父親のように心配し、共に“バナナフィッシュ”の謎を追うマックス・ロボ役に、内田朝陽。取材のため英二を伴ってニューヨークを訪れたカメラマンで、英二と共に“バナナフィッシュ”を巡る争いに巻き込まれていく伊部俊一役に、冨田昌則。チャイナ・タウンで兄貴分として慕われ、アッシュとは深く信頼し合う親友でありながら悲劇的な運命を辿ることとなるショーター・ウォン役に、川崎優作。そのショーターの跡を継ぎ、14歳にして抜群の統率力でチャイナ・タウンのグループを束ねる熱きリーダー、シン・スウ・リン役に、椎名鯛造。

そして、アッシュへの強いコンプレックスと復讐心を抱き、数々の卑怯な手口でアッシュたちの前に立ちはだかる宿敵、フレデリック・オーサー役には、早乙女友貴。女性と見紛うほどの美貌を持つ華僑財閥の末弟で、薬草や毒物に関する知識をたたき込まれ、心の内に一族への深い憎しみを抱える李月龍役は、佐奈宏紀。異常なほどにアッシュに執着し、歪んだ愛情でアッシュを狩り立てるコルシカマフィアのボスであり、“バナナフィッシュ”に関わる全ての元凶とも言えるディノ・F・ゴルツィネ役に、赤星昇一郎。この錚々たる豪勇の士たちが、物語の要となる登場人物たちを切れ味鋭く演じる。

また、アッシュ役の水江と英二役の岡宮より、舞台化発表後のコメントが到着した。気鋭の若手と円熟のベテランが深い陰影を織り成す本作に期待してほしい。

■アッシュ・リンクス役：水江建太
最初に原作を読んだ時、登場人物のドラマと世界観がしっかり出来ていて一瞬で引き込まれました。

アッシュの感受性の強さや視野の広さを役づくりに生かし、この魅力的な作品の素晴らしさをお届けできたらと思います。
難しい役への挑戦ですが全力で挑みたいと思います。
そしてアッシュがより深く愛してもらえるよう尽力します。
ぜひ劇場へいらしてください！

■奥村英二役：岡宮来夢
奥村英二役を務めさせていただきます、岡宮来夢です。
出演発表の際たくさんの反響に、「BANANA FISH」がどれだけ多くの方に愛されてきたか改めて実感しました。

「BANANA FISH」の世界観とその中で生きていく強く優しい英二としっかり向き合って、共演者の皆さん、全てのスタッフの皆さんと一緒に全力で作品を盛り上げていけるように頑張ります！応援よろしくお願いします！

【公演情報】
『BANANA FISH』The Stage -前編-
公演期間：2021年6月10日(木)～20日(日)
劇場：天王洲 銀河劇場
原作：吉田秋生「BANANA FISH」 （小学館 フラワーコミックス刊）
演出：松崎史也 / 脚本：畑 雅文
音楽：伊藤靖浩

チケット料金：12,000 円（前売・当日共 / 全席指定 / 税込）
一般発売日：2021年5月8日(土) 10:00～

＜出演＞
アッシュ・リンクス役：水江建太
奥村英二役：岡宮来夢
マックス・ロボ役：内田朝陽
伊部俊一役：冨田昌則
ショーター・ウォン役：川崎優作
シン・スウ・リン役：椎名鯛造
フレデリック・オーサー役：早乙女友貴
李月龍役：佐奈宏紀
ディノ・F・ゴルツィネ役：赤星昇一郎 ほか

主催：「BANANA FISH」The Stage 製作委員会

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