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ももいろクローバーZ

ももクロの夏!メットライフドームで6.6万人が熱狂した「MomocloMania」

ナタリー

19/8/5(月) 17:34

ももいろクローバーZが8月3、4日に埼玉・メットライフドームで夏のワンマンライブ「MomocloMania2019 -ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式」を開催した。この記事では初日の3日公演の模様をレポートする。

昨年の千葉・ZOZOマリンスタジアムから今年はメットライフドームを舞台に移し、初日に3万3176人、2日目に3万2954人と両日でのべ6万6130人を動員した「MomocloMania」。今回は2020年に控える世界的なスポーツの祭典に向けて、「史上最大のプレ開会式」とサブタイトルを冠して行われた。

オープニングムービーに続き、威勢のいいバンド演奏が始まると、スタジアムをイメージしたような巨大なステージセットに217名のチアリーダーや38名のマーチングバンド、さらに47名の日本舞踊グループ・花柳糸之社中のメンバーらがステージをにぎやかに彩り、ももクロがステージの上部から笑顔で登場。百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人が、「これから皆さまはこのShowの一部になります」というメッセージが込められた「ロードショー」でライブの口火を切ると、開演前まで場外のセミの鳴き声が響いていたメットライフドームは音楽とモノノフ(ももクロファンの呼称)の歓声でいっぱいに。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の登場曲に選ばれ、アスリートのみならずがんばる人への応援歌として人気を集める「何時だって挑戦者」ではウォーターキャノンから大量の水が客席に噴射される。メンバーはファンに笑顔を見せて大きく手を振り、大規模なライブながらもステージと客席の距離感を縮めた。間髪入れずに佐々木が勇ましい歌声を響かせて始まった「ゴリラパンチ」では、モノノフが「ウッホウッホ」と大きな声を上げて大興奮。百田が冒頭で歌声の力強さをアピールした「BLAST!」ではダウンタウンももクロバンドのダイナミックな演奏に乗せて、玉井がクールなラップを繰り出して喝采を浴びた。

4曲を届けたあと、挨拶をしたももクロ。百田が「西武ドームを夏にやるのはひさびさなんですよね」と単独では6年ぶりであることに触れ、高城は「もっともっと動かなきゃだめだよ! ちゃんと見えてるからね!」とモノノフに呼びかける。さらにダウンタウンももクロバンドと共に全曲バンド編成のライブになることが百田から宣言された。またライブ中にはスポーツと音楽の融合の一環として「夏バカ女子ハーフマラソン」の決勝が行われ、谷川真理やロンドンオリンピック出場経験のある重友梨佐選手ら招待選手も参加。チアリーダーによるパフォーマンスが披露されたあと、マラソンがスタートした。ランナーが走り出すと同時に「GODSPEED」の演奏が始まり、ももクロは歌とダンスで走者たちにエールを送った。その後、今年の田中投手の登場曲「背番号」を日本で初披露したほか、最新アルバム「ももいろクローバーZ」から「リバイバル」を振り付きで届けたももクロ。百田が「まだまだビチョビチョに水を浴びてもらわないと。お前らもっと夏を感じろ!」と元気よく叫び、サマーチューン「ココ☆ナツ」へ。ももクロはモノノフめがけて激しく放水し、ウォーターキャノンの水も相まって、アリーナエリアの中でも水着着用客のみの水着エリアはすっかり水浸しになった。熱気を保ったまま、ももクロは「Guns N' Diamond」「愛を継ぐもの」と死生観や愛をテーマにした壮大な楽曲を表現力豊かに届けた。

チアリーディングショーのあと、衣装チェンジをしたももクロが再びステージに登場し、最新曲のロックチューン「Nightmare Before Catharsis」をパワフルに歌唱。元宝塚歌劇団の妃海風がゲスト出演するといった演出もありつつ、場内を興奮の渦へと巻き込んでいく。勢いを保ったままももクロは「吼えろ」で拳を突き上げて前向きなメッセージを届け、ファンキーなサウンドの「The Diamond Four」を軽やかに歌い上げた。清竜人による提供曲「イマジネーション」でドリーミーな雰囲気がもたらされたあと、4人は一旦ステージを退場。このブロックではマラソンの途中経過のレポートや、日本舞踊の演舞が行われた。その後、武藤敬司の悪の化身であるグレート・ムタが登場し、毒霧パフォーマンスを見せると同時に、「ニッポン笑顔百景」の演奏がスタート。ももクロは扇子を片手に姿を見せ、「わっしょい! わっしょい!」と観客とのコール&レスポンスに興じた。続いて「ももクロの令和ニッポン万歳!」で日本各地の魅力を歌で表現したももクロは、次にGARLIC BOYSの名曲をももクロ流にアレンジしたナンバー「あんた飛ばしすぎ!!」を投下。メットライフドームを熱狂のるつぼへと変貌させた。

日のすっかりと暮れたライブ後半、ハーフマラソンのゴールが近いということで実況中継をはさみ、1位の久保倉実里選手がメットライフドームに帰還。ももクロは選手がゴールテープを切った姿を見届けてから始まった「行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-」では、百田のエビ反りジャンプが見事に決まった。ゆったりしたテンポの「クローバーとダイヤモンド」で4人はゴンドラに乗って場内を一周。続いてももクロは、アニメ「ちびまる子ちゃん」の30周年アンバサダーを務めたことをきっかけに作られた楽曲「ありがとうのうた」を歌い、この曲ではスクリーンにまる子をはじめ、“まるちゃんと仲間たち”も登場した。メインステージに戻ったももクロは切ないピアノのメロディで始まるバラード「Hanabi」をたおやかに歌い、感動的な余韻を残してステージをあとにした。

アンコールは「overture ~ももいろクローバーZ参上!~」でスタート。4色のサイリウムがドームを埋め尽くし、盛大なコールが響き渡る。ももクロはマントを羽織って登場し、ゴシックテイストの「華麗なる復習」を披露。曲中には村上修一(Dr)や浅倉大介(Key)、加藤いづみ(Cho)らダウンタウンももクロバンドや、マーチングバンド、グレート・ムタやマラソンのレポーターとして登場した東京ホテイソンなどとそうそうたる出演陣が紹介された。ももクロは「走れ! -ZZ ver.-」でモノノフのシンガロングを誘い、会場の空気をひとつにまとめ上げる。心温まるムードを保ったまま「勝手に君に」を観客に寄り添うように優しく歌ったももクロは最後に、メンバー1人ひとりが挨拶をした。

高城は「暑い中ありがとうございました! 『Road to 2020』と。待ちに待った2020、今から何が起こるのかワクワクしてますし、私たちもみんなの応援で本当にすっごく助かってます。言葉じゃ表せられないくらいの元気をもらっています。私たちもそういう存在だったらいいなと思うし、全力で責任を持って皆さんを応援しますので、元気の源がももクロだって言ってもらえるようにがんばります。もっともっと明るい世界を目指してがんばります」、佐々木は「皆さん本当にありがとうございました! 今年、梅雨が長かったじゃん? あんまり夏っぽくないなってずっと思っててさ。夏を感じないまま8月になっちゃったけど、みんなのおかげで夏、始まりました! 夏の風物詩がたくさんあるけど、ライブはみんなとすごく夏を感じられる。夏って、宿題とかただただ暑いとか嫌な思い出もあるじゃん? でも夏の楽しい思い出の1つがももクロだといいなって。『Road to 2020』ってことで来年のスポーツの祭典は楽しみだし、少しでも盛り上がる手助けができて、楽しい2020年になればいいなって。海外からもたくさんの人が来ると思うので、私も日本人としてがんばりたい。ももクロって最高の文化だよって思ってもらえるようにがんばります。ああ、本当に暑い。みんなもちゃんと帰りとか汗拭いて、おうち帰って汗引いてたら、すぐに寝たいと思うけどお風呂入って、明日に備えてね」とモノノフにメッセージを送った。

玉井は「今日はありがとうございました! 暑かったねー! 毎度なんだけど、1年前の暑さを忘れちゃうんだよね。リハーサルでそういえば夏のライブは暑かったって思い出すの。日々、暑くてイヤだなーなんて思うけど、やっぱり夏は暑くないとダメだよね! 夏の暑さと皆さんの熱さでここが日本一アツい場所になったんじゃないでしょうか。みんなで汗をかくって達成感があっていいよね。夏のライブで毎年汗をかいていただけたらいいなと。『Road to 2020』で来年に向けて、勝手に応援してますが、スポーツもライブも生で観るのが一番だよね。都合があってテレビやライブDVDでしか観られないこともあると思うけど、行けるなら一緒に声を出して、こういう空間を大事にできればと思います。来年に向けて、私たちも応援したいと思います!」と話し、最後に百田は「私も夏を感じたんですよ。リハーサル終わりにお風呂に入ったんですね。全員で一緒に。高城さんおかしいから! シャワーに仕切りがあるんですけど、普通は壁に向かってシャワー浴びるのにさ、高城さんは外のほう向いて体洗うの! それを見て夏を感じたな。昔、車に乗って全国を回っていたときに銭湯に行ってたなあとか、そんなことも思い出して。ちょうど10年前だ。今日もたくさんのお客さんに来ていただいてすごい景色を観させていただいてるなと思って。『勝手に君に』で私たちの思いが届くように思いを込めて歌いましたけど、皆さんも私たちに届くようにいっぱい声援を送ってくれて、うれしい気持ちでいっぱいでした。モノノフの皆さんの応援の力って本当にすごい。そのパワーを借りて、2020年も私たちとみんなでたくさんの人たちを応援できたらいいなと思いました。これからもよろしく願いします。今日はありがとうございました!」と思いを述べた。

これでライブ終了かと思いきや、最後にももクロは未来を担うアスリートをステージに迎え入れる。アスリートたちはそれぞれが来年に控えるオリンピック、パラリンピックなどに向けて意気込みを語った。ももクロは2020年に向けてがんばる選手たちとファンに向け、ラストに「GET Z GO!!!!」を捧げ、ライブを締めくくった。

なおももクロは10月19日に千葉・幕張メッセ展示ホール、10月22日に大阪・大阪城ホールでオフィシャルファンクラブ「ANGEL EYES」会員限定イベントを開催。千葉公演は1部が「帰ってきたGTO」、2部が「がっつりライブ」、大阪公演は「男祭り」と銘打たれている。さらに2020年4月18、19日の「ももクロ 春の一大事2020 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ~」が、福島・双葉郡楢葉町にあるJヴィレッジで行われること、同年8月1、2日にメットライフドームにてライブイベント「ももクロ 夏のバカ騒ぎ2020」が開催されることがアナウンスされた。ライブ情報に加え、10月4日(金)にはBS日テレ、BS日テレ4Kでももクロとスターダストプラネットメンバーが出演する冠番組「ももクロと行く!」の放送がスタートすることも決定した。

「MomocloMania2019 -ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式」2019年8月3、4日 埼玉県 メットライフドーム セットリスト

DAY1

01. ロードショー
02. 何時だって挑戦者
03. ゴリラパンチ
04. BLAST!
05. GODSPEED
06. 背番号
07. リバイバル
08. ココ☆ナツ
09. Guns N' Diamond
10. 愛を継ぐもの
11. Nightmare Before Catharsis
12. 吼えろ
13. The Diamond Four
14. イマジネーション
15. ニッポン笑顔百景
16. ももクロの令和ニッポン万歳!
17. あんた飛ばしすぎ!!
18. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
19. クローバーとダイヤモンド
20. ありがとうのうた / 百田夏菜子、玉井詩織、高城れに feat.まるちゃんと仲間たち
21. Hanabi
<アンコール>
22. 華麗なる復習
23. 走れ! -ZZ ver.-
24. 勝手に君に
25. GET Z GO!!!!

DAY2

01. ロードショー
02. 愛を継ぐもの
03. ワニとシャンプー
04. イマジネーション
05. BLAST!
06. ココ☆ナツ
07. The Diamond Four
08. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
09. GODSPEED
10. 背番号
11. 青春賦
12. Nightmare Before Catharsis
13. リバイバル
14. キミノアト
15. ニッポン笑顔百景
16. ももクロの令和ニッポン万歳!
17. あんた飛ばしすぎ!!
18. 何時だって挑戦者
19. 走れ! -ZZ ver.-
20. 私を選んで!花輪くん / 佐々木彩夏&みぎわさん feat. 花輪くん
21. Guns N' Diamond
<アンコール>
22. 華麗なる復習
23. GET Z GO!!!!
24. 勝手に君に
25. 吼えろ

BS日テレ / BS日テレ4K「ももクロと行く!」

2019年10月4日(金)23:00~23:30
※毎週金曜日放送
<出演者>
ももいろクローバーZ / スターダストプラネットメンバー

ももいろクローバーZ公式ファンクラブ「ANGEL EYES」会員限定イベント

1部「帰ってきたGTO」 / 2部「がっつりライブ」
2019年10月19日(土)千葉県 幕張メッセ展示ホール

「男祭り」
2019年10月22日(火・祝)大阪府 大阪城ホール

ももクロ 春の一大事2020 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ~ in 楢葉・広野・浪江三町合同大会

2020年4月18日(土)福島県 Vヴィレッジ
2020年4月19日(日)福島県 Vヴィレッジ

ももクロ 夏のバカ騒ぎ2020

2020年8月1日(土)埼玉県 メットライフドーム
2020年8月2日(日)埼玉県 メットライフドーム

写真提供:キングレコード

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