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富士急ハイランド初のアイドルグループ合格者7名登壇イベントレポ 「ここから生まれていく文化を創ってみたい」

リアルサウンド

19/11/24(日) 20:30

 本日11月24日、富士急ハイランド園内特設ステージにてビーイング×スマッシュ×富士急ハイランドによる『富士急ハイランド絶叫アイドルオーディション2019』合格者7名のお披露目イベントが開催された。

参考:『IDOL舞SHOW』各グループが発揮した音楽的強みと個性 1stイベントで繰り広げた熱戦を振り返る

 同企画は、ビーイングが総合格闘技パンクラスや数々のイベントをプロデュースするスマッシュとタッグを組み、富士急ハイランドの協力を得て立ち上げたアイドルオーディションプロジェクト。今年3月27日にオープン50周年を迎えた富士急ハイランドのオフィシャルアイドルを誕生させるべく、総勢約1500名の応募の中から、書類選考を含む3度の審査を経て合格者が選ばれた。

 第1期生として選ばれたのは、安井南(やすい みなみ/15歳)、長岩萌那(ながいわ もな/13歳)、長谷川依麻(はせがわ えま/11歳)、財木菜梨子(ざいき ななこ/20歳)、上村寧々(かみむら ねね/18歳)、酒井駿(さかい しゅん/20歳)、小菅銀也(こすげ ぎんや/19歳)の女性5名、男性2名。グループは、富士急ハイランドを代表する4つのコースターをイメージしたアイドル「FUJIYAMAボーイ」「鉄骨番長ボーイ」「高飛車ガール」「ええじゃないかガール」として、全体での活動をメインにしながらも、それぞれ個別活動をしていくことも視野に入れている。

 まず、ステージに登場したのは「高飛車ガール」の安井。「文章を書くことや面白いことを考えるのが得意なので、作詞やYouTubeの企画に挑戦したいです。あまり怒ったことがないので、このグループを穏やかにしていきたい」と話す安井の特技は、見た目とは裏腹の空手、剣道、テコンドー。富士急ハイランドのキャラクター「絶叫戦隊ハイランダー」と一緒にショーやコントをしていきたいと今後の目標を語った。

 2番目に登場した「高飛車ガール」長岩の特技はダンス。ジャズダンス、ヒップホップダンスを曲の雰囲気に合わせて使い分けているという。さらに、長岩は「個人としてはよりダンスのレベルを上げていきたいです。普段踊っているダンスにアイドルとしてのダンスも取り入れていきたいと思います」とアイドルとしての要素も加えていくことを目標にする。また、グループとしては富士急ハイランドの楽しさをYouTubeやテレビなどで発信していくことを誓った。

 同じく「高飛車ガール」で11歳、最年少の長谷川もヒップホップダンスを得意とするメンバー。アイスやメロンを好きな食べ物に挙げ、あどけない笑顔を見せる長谷川は「この活動を通して将来、歌って踊ったりもできる安室奈美恵さんのような素敵な方になりたいです」と夢を語る。グループとしての活動については、「日本だけではなく世界中の人々が富士急の楽しさを知ってもらえるように」と話した。

 「ええじゃないかガール」の財木は、20歳のお姉さんメンバー。財木はマイナス思考の自分を変えたいという理由でオーディションを受けた。夢は声優になること。「将来は演技のお仕事をできるようになりたいなと思います」と話す財木は、年齢も性別もバラバラのメンバーがそれぞれの夢に向かって進んで行くことに触れ、「そういった姿を見ながらお互いが刺激を与えながら成長していける、いい関係になりたいなと思っています」と述べた。

 「ええじゃないかガール」でムードメーカーの雰囲気が伺える上村。チャームポイントは、俳優のムロツヨシと同じ場所にある鼻下の黒子を挙げた。アイドルを目指すきっかけとなったのは欅坂46。孤独を感じていた自分に寄り添ってくれた欅坂46のライブを観て、上村も「身体全体で表現したい。誰かの心を動かしたい」と夢を見るようになった。「何かの作品を創り上げて、楽曲を届けたい」と話す上村は、欅坂46、日向坂46との競演を目標に掲げた。

 男性グループの「FUJIYAMAボーイ」に選ばれた酒井は、グループイメージに沿った爽やかイケメンで、調理師免許を持つ多彩な人物。緊張気味の酒井は、ステージに立つとセリフが飛んでしまったようで、「このグループで大きいことをしてみたい」と最も伝えたい今後の夢を語った。

 「鉄骨番長ボーイ」の小菅は、体力に自信のあるメンバー。今後の目標には「これから経験する多くの活動で自分が何に向いているのかを見つけること」を掲げた。筋肉担当であり、低音ボイスが響くスポーツマンだ。

 イベントには実行委員会を代表して、株式会社スマッシュ代表取締役の酒井正和氏、富士急行株式会社の稲光一哉氏、ビーイングの浅岡史紀氏が登壇した。酒井氏は朝まで降り続いていた雨がイベント前に止んだことから彼女たちが「運を持っている」と評価。「年の差、9歳のファミリーが今後どんな活躍をしていくか」と期待を寄せた。稲光氏は、お披露目となったステージがAKB48や乃木坂46もイベントを行ってきた場所と紹介し、今後は彼らにもステージに立って欲しいと話す。さらに、富士急ハイランドのパンフレットモデルへの起用も示唆した。

 浅岡氏は、オーディションを経て「一人ひとりの個性を感じて結成したグループ」と言及。グループ方針には、アイドル活動以外にタレントとして富士急行グループの広報活動の側面もあると述べた。また、幅広い客層を擁する富士急ハイランドに合わせて、小中高生向けのYouTubeチャンネル開設を明言。動画の内容は、学べるスタディチャンネルだ。「アーティストとタレントの2つの軸で活動していく。どこにもないグループを創っていきましょう」と今後の展望を明かした。

 リアルサウンドでは、イベント終了後、酒井氏、稲光氏、浅岡氏、三者に取材する機会を得た。グループにはすでにダンス経験のあるメンバーもいるが、本格的なレッスン、さらにグループ名の発表もこれから。「そもそも、長く続けられるグループにしたいという話がありました。タイトルに“2019”と付いているように、今回の合格者は1期生で、オーディションは来年以降も開催していきます」と浅岡氏は語る。新曲リリース、イベント開催……といった一般アイドルの活動方式ではなく、YouTubeチャンネルの浸透、イベントでは中高生を中心とした集客を狙っているという。さらに、グループの楽曲については「子ども向けの音楽だけをやるつもりはない」と示しながらも、「小中学生が聞いても新しく、親世代が聞いたらどこか懐かしいような温故知新をキーワードに」とアイデアを明かした。

 酒井氏は、今回の合格者を改めて振り返り、「バランスがすごくいいと思います。11歳から20歳までの9歳の差が、今後の成長やイベントでのパフォーマンスに奥行きが出ると思うんです。既存のアイドルグループにはないこのグループだけの強みになれば」と解説した。

 富士急ハイランドは、2018年7月より入園料を無料としている。稲光氏は、行けば何かが得られる場所として、富士山観光のハブと同時に「ここから生まれていく文化を創ってみたい」と話す。これまで、絶叫戦隊ハイランダーといったヒーローはいたが、富士急ハイランドのオフィシャルアイドルは意外にも今回が初。本日、お披露目となった11月24日を記念日に、大きく飛躍したグループが今後富士急ハイランドで凱旋公演を開催できればと意欲を示した。

 活動情報は、今後開設されるオフィシャルサイトにて順次公開されていくとのこと。(渡辺彰浩)

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