池上彰の 映画で世界がわかる! 『僕たちは希望という名の列車に乗った』―東西冷戦下の東ドイツで政治的タブーを破ってしまった若者たちの葛藤 毎月連載 第12回 19/5/18(土) シェア ツイート かつて東ドイツという国がありました。第二次世界大戦を引き起こしたドイツは、ソ連を侵略。反撃に出たソ連はドイツの東側を占領して、「ドイツ民主共和国」という国家を建設しました。これが東ドイツです。ソ連の言うことを聞かなければならず、常にソ連の顔色をうかがう国家でした。社会主義を強制されたた東ドイツは、どのような国家だったのか。この映画は、その様子を見事に描き出します。 続きをアプリで読む 続きをアプリで読む 次のページ