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「MINAMATA」ジョニー・デップが憧れの男ウィリアム・ユージン・スミスを語る

ナタリー

「MINAMATAーミナマター」新写真 (c)Larry Horricks

「MINAMATAーミナマター」の新たな写真12点と、主演を務めたジョニー・デップのコメントが到着した。

ウィリアム・ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表し、水俣病の存在を世界に知らしめた写真集「MINAMATA」をもとにした本作。心に傷を抱えたユージンが妻アイリーンとともに水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていくさまが描かれる。

新写真に切り取られたのは、ユージン・スミスが無数の写真の中で物思いに耽る姿や、暗室で現像するシーンなど。「MINAMATAの物語を正しく伝えたい」との思いから製作も手がけたデップは、憧れているユージン・スミスについて「複雑な性格の男で、数々の苦難を経験し重傷を負って孤独だった。また、ユーモアのセンスもある人で、『Wはなんの略ですか?』と聞かれると『ワンダフル』と答えていたそうだ。そんな彼が、自分をかなぐり捨てて水俣に飛び込んだ。それほど心を動かされたんだ」と語る。そしてプロデューサーのサム・サルカールは、長年の友人でもあるデップを「あるときはシンプルに、あるときはユーモアを持って、そしてあるときはむき出しの感情をあふれさせた。間違いなくユージンの魂を表現している」と絶賛した。

「MINAMATAーミナマター」は9月23日より全国公開。アンドリュー・レヴィタスが監督、デヴィッド・ケスラーが脚本を担当した。

(c)2020 MINAMATA FILM, LLC

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