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たなかしん作品を河原雅彦演出で上演、出演に沢口靖子・小柴陸・生瀬勝久

ナタリー

20/12/19(土) 10:00

左から生瀬勝久、沢口靖子、小柴陸。

リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」が、1月30・31日に大阪・サンケイホールブリーゼ、2月9日から11日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

画家・絵本作家のたなかしんによる小説「一富士茄子牛焦げルギー」は、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した作品。リーディングアクトの形式で上演される今回は、脚本を野上絹代、演出を河原雅彦、音楽を瓜生明希葉が担当する。出演者には関西出身の3人がキャスティングされ、おかん役を沢口靖子、ぼく役を小柴陸(関西ジャニーズJr.)、おとん役を生瀬勝久が演じる。

上演決定に際して、原作者のたなかは「最高のメンバーで最高の観劇になること間違いなしです!」とコメントし、演出の河原は「冬場にお送りするに相応しい優しくあったかい空気が劇場中に充満するような、そんな素敵時間を全編関西弁でお送りさせてもらいます。乞うご期待」と思いを語った。

チケットの一般販売は1月16日にスタート。

沢口靖子コメント

たなかしんさんの原作を読み涙が止まりませんでした。関西弁の温かさと生きていく上での大事なメッセージに心が震えました。

生瀬さんとは三谷幸喜さんの舞台で共演した以来19年ぶりにご一緒させていただきます。今回もまた熱く頼もしいお父さん役でぴったりだと思いました。

小柴さんとは初共演になりますが、自分の甥っ子に接するような気持ちです。お二人とご一緒できるのを今から楽しみにしています。

今回初めて関西弁のお母さんを演じます。温かい家族愛の物語に是非ご期待ください。

小柴陸コメント

今回初めての朗読劇でわからないことが多く、沢口さん生瀬さんのような素晴らしい役者さんと共演させていただけることにとても緊張していますが、お二方に劣りを見せないくらい食らいついて頑張ります。

是非ご期待ください。

生瀬勝久コメント

原作を読ませて頂きました。

読み進むにつれて、複雑な気持ちになっていき、胸が締め付けられこの先、どう展開してどう着地するのか、最後まで結末が気になる作品でした。

とても心温まる作品ですし、ちょっと暗いニュースの多い世の中なので、是非今回の作品を多くの方に見て頂きたいです。

共演者の沢口さんとは三谷幸喜さんの舞台以来ほぼ20年ぶり、小柴さんは同じ関西出身という事で共演楽しみにしています。

たなかしんコメント

小学生のとき、学校に劇団が来てくれました。演目はたぶんピーターパンで、海賊が舞台を降りて来て僕たちをさらおうとしました。怖くて怖くて最悪な観劇でしたが、それ以来劇が大好きになりました。今回、一富士茄子牛焦げルギーが舞台化されると聞いたとき、海賊の笑い声がして僕を舞台へと連れて行ってくれた気がしました。舞台上には生瀬勝久さん、沢口靖子さん、小柴陸くんがいて、まもなく幕が開くのです。最高のメンバーで最高の観劇になること間違いなしです!

河原雅彦コメント

朗読劇の演出は初めてですが、大変良き本があるし、大変良き読み手が揃ってるし、大変良き音楽家までいてくれてるので、僕なりのシンプルで十分なのかな、と。あくまで僕なりの、だけど。

とにかく、冬場にお送りするに相応しい優しくあったかい空気が劇場中に充満するような、そんな素敵時間を全編関西弁でお送りさせてもらいます。乞うご期待。

リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」

2021年1月30日(土)・31日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2021年2月9日(火)~11日(木・祝)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

原作:たなかしん
脚本:野上絹代
演出:河原雅彦
音楽:瓜生明希葉
出演:沢口靖子、小柴陸(関西ジャニーズJr.)、生瀬勝久

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