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ReN「Existence Tour」、始まりの地・横浜で迎えたファイナル

ナタリー

18/10/28(日) 23:13

ReN(撮影:橋本塁 [SOUND SHOOTER])

10月26日にReNのワンマンツアー「Existence Tour」神奈川・横浜ランドマークホール公演が行われた。

8月リリースの新作CD「存在証明」を携え、9月から10月にかけて今回のツアーを実施したReN。ファイナル公演は自身がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「おれん家へようこそ!」の放送局、Fm yokohama 84.7の収録スタジオがある横浜ランドマークタワー内のホールが舞台となった。

マネージャーによる開演のアナウンスを挟み、会場が暗転するとステージ中央に置かれたマイクスタンドにスポットライトが当てられた。これを合図にReNはステージに登場し、「Aurora」でライブをスタートさせた。同楽曲ではLoop Stationを駆使し、いくつもの音を重ね合わせて楽曲を構成。緊張感に満ちたひとときを演出し、フロアをゆっくりと温めていった。

ReNはアコースティックギターのボディを叩く音でベースラインを作り上げた「Sheffield」、ソリッドなカッティングに柔らかなアルペジオを重ね合わせた「What I'm Feeling」など、前半はバラエティ豊かな音色を次々と披露。MCに入ると「さっきまで『おれん家へようこそ!』の収録をやってて、そのままこの会場までやってきました」「みんなの心が開放できるような、そんなライブがやりたいです」と観客たちに意気込みを語った。彼はベン・E・キング「Stand By Me」のカバーや「Friends Forever」では、マイクを片手にステージを縦横無尽に移動しながら歌唱。アップテンポなアレンジが施された「Shake Your Body」ではオーディエンスの手拍子もどんどんと大きくなり、一体感の高まる場面となった。

Loop Stationを使用せず、優しいギターの音色でフロアを包み込んだ「Tell Me Why」のあと、ReNは「この横浜からキャリアをスタートして、約3年経ちました」と活動を振り返り、「自分が音楽を奏でることによって、みんなの心の中にガソリンを注入して『明日からがんばろう』って思ってもらえることがライブの魅力だと思っています」「この空間を忘れないで、また明日からがんばっていこう」と自身の思いを明かした。そしてReNは「Lights」で壮大なムードを生み出し、貫禄あふれる佇まいを示して演奏を終えた。

アンコールの「Illumination」の途中では、今回のツアーの各会場を同行してきたカメラマン・橋本塁をステージに呼び込んで記念撮影を実施。最新CDの表題曲「存在証明」では力強いメッセージを届けつつ、「必ずレベルアップして、また会いにいきます!」とファンと再会を約束した。さらにダブルアンコールでは、マイクを通さずに「Your Song」を披露。弾き語りならではの穏やかな雰囲気で今回のツアーを締めくくった。

ReN「Existence Tour」
2018年10月26日 横浜ランドマークホール セットリスト

01. Aurora
02. Sheffield
03. What I'm Feeling
04. Little Green Bird
05. 僕のミニ四駆
06. Stand By Me(オリジナル:ベン・E・キング)
07. Friends Forever
08. Life Saver
09. DREAM
10. Shake Your Body
11. Tell Me Why
12. Lights
<アンコール>
13. Illumination
14. How to Love
15. 存在証明
<ダブルアンコール>
16. Your Song

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