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豆柴の大群2度目のツアー完走!さらば青春の光&クロちゃんとの過激コントで盛り上がる

ナタリー

豆柴の大群(Photo by sotobayashi kenta)

豆柴の大群が本日7月15日に東京・Zepp Tokyoで全国ツアー「豆柴大作戦 ~掴み取れ豆粒の大群~」の最終公演を開催した。

豆柴の大群は5月にグループにとって2度目となるこのツアーをスタートさせ、ここまで8都市を行脚。ツアー中の経験を生かし、ファイナルのステージに臨んだ。彼女たちは挨拶代わりのキラーチューン「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」でライブをスタートさせ、ヘビーなギターリフの「そばにいてよ Baby angel」でフロアを揺らす。さらにシングルリリース時にファーストサマーウイカがフィーチャリングゲストとして参加したキャッチーなディスコチューン「らぶ地球」、グループのアドバイザーであるクロちゃん(安田大サーカス)節が炸裂する「ろけっとすたーと」を畳みかけた。

メンバーの自己紹介を挟み、「会場にお越しの皆さん、そして配信をご覧の皆さんこんにちは! コール&レスポンスは拍手でしましょう!」「ライブはまだまだ始まったばかりです! 今日は最高の1日にしましょう!」とハナエモンスターが呼びかける。前日7月14日にリリースされたばかりの1stミニアルバム「WOW!!シーズン」から新曲「PUT YOUR HAND UP」を披露した豆柴は、メロコア系バンドサウンドの高速チューン「FLASH」や、エモーショナルなシャウトが炸裂する「ガーデニング」などを力強く届けた。

ライブ中盤、しばしの休憩のあとコントコーナーに突入すると、ステージにはさらば青春の光とクロちゃんの姿が。豆柴の大群、さらば青春の光、クロちゃんは雷に打たれて記憶喪失になってしまう。しかしナオ・オブ・ナオは「お酒、お酒! 痛い痛い! お酒は絶対だめ! 未成年飲酒とかだめ!」と過去のトラウマが蘇ったのか頭を抱え、「スキャンダルでもあったんか?」という森田哲矢の言葉から、今度は東ブクロが「いたたたた、スキャンダル。デイリー新潮、いたたたた」と頭を抱えた。アイカ・ザ・スパイは「豚、口、臭い」とクロちゃんを指差し、「走れ豆柴」が流れるとクロちゃんが完コピで振り付けを披露するなど、一同は徐々に記憶を取り戻していく。さらば青春の光が「いたたたた。松竹芸能、実質クビ。いたたたた」と悶絶し、ナオが「私、ここで踊ってちゃダメなんじゃ……休まないとダメなんじゃないですか」とフラッシュバックに悩まされる場面もありつつ、2度目の雷で記憶を全員が記憶を取り戻したところでコントは終了した。その後、「走れ豆粒」をパフォーマンスした豆柴は、MCで再びさらば青春の光とクロちゃんを迎え入れてマシンガントークを展開。ハナエはさらば青春の光とクロちゃんを送り出したあと、「すごいね、嵐のようだったね」と思わずつぶやいた。

ライブ後半、新作の収録曲「まめサマー!?」ではメンバーと豆粒(豆柴の大群ファンの呼称)がタオルを大きく振り回し、風を起こしながら一体感を高めた。テンションを高く保ったまま、豆柴は「僕がいい」「トラスト」「I need you」とメッセージ性の強い楽曲を連投。MCではカエデフェニックスが「このツアーは豆柴の大群にとって2度目のツアー。タイトルの通り、皆さんの心を少しでもつかみたい、豆柴の大群のことを好きになってもらいたいと、ツアーを回ってきました。地方を回ったり、たくさんの人に出会えてとても幸せでした。私は豆柴の大群に少し遅れて加入しました。歌と踊りが苦手で私だけクロちゃんに選ばれていないメンバーなんです。ここにいていいのかと悩むこともありました」と胸中を吐露していく。カエデは続けて「夢に見たアイドルだけど、ここにいないほうがいいのではと思うこともありました。でもツアーで出会ったみんながすごく素敵で。声が出せなくてもマスクで顔が隠れていても、みんな素敵でした。私にもきっと何かあるはずだって、豆柴の大群のために何かできるはずだって思わせてくれました。今日は出会ってくれてありがとう。きっと皆さんも悩むこと、傷付くことがあるかもしれない。でもあなたは素敵だから大丈夫。落ち込んだとき、くじけそうなときに私たちは寄り添えるようなアイドルになりたい。あなたの人生と一緒に歩いていきたいと思います」と涙ながらに思いを伝えた。豆柴はライブ終盤にドラマチックなミディアムチューン「今」、そして人気曲「大丈夫サンライズ」を届け、颯爽とステージをあとにした。

アンコールではまず最新作からナオ、ハナエ、ミユキエンジェルが作詞を担当した楽曲「魔法の言葉」が披露された。この曲についてミユキは「この曲は私の暗い過去と向き合って書いた曲です。私がすべてをさらけ出した歌詞を書いたけど、2人の歌詞と合わさったら、暗くならなくて、優しくてすごく明るい曲になりました。私だけの歌詞だったら嫌なことばっかりを思い出してしまっただろうけど、ナオとハナエのおかげで大好きな曲に変わった。後ろ向きな気分のときでもこれを聴いたら前向きになれる、みんなにとってそんな曲になったらいいなと思っています。歌詞にある『たらりらるら』のらを抜くと『足りる』になるんです。ネガティブな気持ちのときに『たらりらるら』と言って、元気になったらうれぴえんジェルです!」と思いを伝えた。彼女は続けて「豆柴の大群の大きな夢は東京ドームに立つことです」とグループとしての目標を改めて宣言しつつ、ファンへの感謝の言葉を述べた。豆柴はアンコールでデビュー曲「りスタート」と、1曲目でパフォーマンスした「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」を再び披露し、熱くツアーを締めくくった。

豆柴の大群「豆柴大作戦 ~掴み取れ豆粒の大群~」2021年7月15日 東京・Zepp Tokoyo セットリスト

01. 豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-
02. そばにいてよ Baby angel
03. らぶ地球
04. ろけっとすたーと
05. PUT YOUR HAND UP
06. FLASH
07. MOTiON
08. まめのうた
09. ガーデニング
10. 走れ豆粒
11. まめサマー!?
12. 僕がいい
13. トラスト
14. I need you
15. 今
16. 大丈夫サンライズ
<アンコール>
17. 魔法の言葉
18. りスタート
19. 豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-

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