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猫好きの葵わかなが「キャッツ」出演喜ぶ、ロバート秋山は「もう猫語でしゃべりたい」

ナタリー

19/11/18(月) 13:56

「キャッツ」日本語吹替版の制作発表会の様子。

映画「キャッツ」日本語吹替版の制作発表会が本日11月18日に東京のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、キャストの葵わかな、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次(ロバート)、森崎ウィン(PRIZMAX)、大貫勇輔、大竹しのぶ、吹替版の音楽プロデュースを担当する蔦谷好位置が出席した。

主人公・ヴィクトリア役の葵は「お客様をキャッツの世界へ誘えるキャラクターとなれるよう、精一杯演じたいです」と意気込み、「猫がとっても好きなので、そういう意味でもこの作品に関われて幸せです」とはにかむ。マンカストラップ役の山崎は監督のトム・フーパーが手がけた「レ・ミゼラブル」が大好きだと明かし「フーパー監督が作った『キャッツ』に携われることが心からうれしい」と感慨深げに語り、頭部にマイクを仕込んで体を動かしながらアフレコを行っていることを伝えて「大画面を通して自分の表現がどう伝わっていくかが楽しみ」と声を弾ませた。

役に合わせた装いで登場したバストファージョーンズ役の秋山は「猫のライフスタイルに合わせて、基本的に魚を食べるようにしました。お偉いさんの足元にすり寄って行ったりとか」とコメントし報道陣の笑いを誘い、「今、もう猫語でしゃべりたいですもん。言葉がわずらわしくて」と嘆く。ミストフェリーズ役の森崎は「気弱な猫ですが、人前なので今日は強めにいきたいな」と華やかな衣装をアピールしたあと「『キャッツ』が大好きで、LAでミュージカル版を観ました。猫の気持ちはまだちょっと研究できていないです」とぽつり。その言葉に秋山が「食べ物くらいは寄せたほうが……」とツッコむと、森崎は「昨日すしを食べました!」と笑顔を見せた。ダンサーとして活躍するスキンブルシャンクス役の大貫は「育三郎さんと共演した舞台がきっかけで俳優の世界へ足を踏み出しました。共演できることが本当にうれしい」と山崎に目配せをして、オールドデュトロノミー役の大竹は「蜷川幸雄さんにジュディ・デンチになれってずっとずっと言われ続けていた。そのジュディがやった役を演じられる喜びを感じています」と挨拶した。

なお、吹替版の制作が認められたのは日本とドイツのみ。MCからのこの報告に葵と大竹は「えー!」と驚きの声を上げ、目を見合わせて喜びを分かち合った。蔦谷は「内容や作品の哲学すべて盛り込もうとすると、クリアしなきゃいけないポイントがたくさん。常々一生懸命制作しています。これまでに録音した歌は、どれもめちゃくちゃすばらしいし泣けます」と自信をのぞかせる。そして初めて観たミュージカルが劇団四季版の「キャッツ」だという彼は「衝撃的な体験で、間違いなく今の音楽人生に生きています」と思い入れたっぷりに述べた。

発表会では「魂のこもった歌をみんなにお届けできたら」と話すグリザベラ役の高橋が、本作の代表的ナンバー「メモリー」を歌唱する一幕も。そしてフーパーからの「おはようございまーす! 字幕・吹替版両方を楽しんでください! ありがとうございまーす!」というメッセージ映像が上映されると、会場は温かな笑いに包まれた。

最後に葵は「猫ちゃんたちの猫人生を描いた作品。歌やダンスなど目で見て楽しめるものもたくさんあります。愛のあるキャラクターになるよう精一杯がんばります」と、山崎は「豪華で華やかな最高のエンタテインメントになっております。2020年一番盛り上がるミュージカル映画になること間違いなしです!」とメッセージを送る。秋山は「本家の猫にも観てもらいたい」と人間のみならず猫にも本作をアピールし、発表会を締めくくった。

「キャッツ」は、2020年1月24日より全国ロードショー。

(c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

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